三宅健と井ノ原快彦、今なお続くあたたかい関係性 決して失われることのないV6らしい穏やかな絆
今年のはじめにも、一度ランチをしていた三宅と井ノ原。広いスタジオを取って、端と端でディスタンスを取りながら焼肉弁当を食べたという当時の様子を、井ノ原は3月14日放送の『バゲット』(日本テレビ系) で明かしていた。そのときの会話も「ここで言えないぐらいたわいもない話」と話していたのを思い出す。
また、V6解散後にも聞くことができた微笑ましいエピソードといえば、2月16日に放送された『TOKIOカケル』で三宅が明かした、V6グループLINEの井ノ原退室事件もあった。井ノ原が操作ミスでLINEのアカウントを消してしまい、グループ名の「ぶい(6)」が「ぶい(5)」になったこともあった。これにショックを受けたという三宅が井ノ原からことの真相を聞き、再度招待する形で再び6人のLINEが復活したというのもファンを笑顔にしたものだ。
一般的にアイドルグループの解散後は、メンバーが過去を振り返るよりもそれぞれの道へと前進していくことに注力されがちだ。それは頼もしい一方で、やはり長年グループを応援してきたファンとしては寂しさを拭いきれない。しかし、V6については三宅と井ノ原を中心に、やわらかく繋がり続ける流れを感じることができる。
4月には岡田准一が撮影した写真展『Guys 俺たち』の最終日に滑り込みで来場した三宅が会場で井ノ原と鉢合わせ、ゆっくりと写真を眺めた様子もジャニーズ事務所公式モバイルサイト『Johnny’s web』内の「にこにこ健゜」で披露していた。
また、20th Centuryのラジオ『S.I.N NEXT GENERATION』(JFN系)6月18日放送回では、埼玉についてトークしていたところ「(埼玉県の出身者といえば)森田剛くんもそうだ」「春日部だ!」と自然に森田の名前も挙がる。さらに以前、坂本、長野、森田でスノーボードに行った際に森田の家まで送ったという、こちらもお兄ちゃんっぷりが伺える思い出話も持ち上がる。しかも、坂本と長野は森田の家がわからず、当の本人も道案内をせずに寝てしまうため「起きろ起きろ」と言いながら運転をしていたというのだから、その様子を想像して思わず頬が緩む。
たとえグループとしての活動が一区切りついたとしても、V6が築いてきたもの、彼ららしさは決して失われることはない。これからも6人がそれぞれの道を力強く歩みながらも、V6ならではの心がほっこりするエピソードを楽しみにしている。