堂本剛、ラジオで明かした三宅健との独特な関係 「感性が似てる」2人のクリエイティブな視点

 KinKi Kidsの堂本剛が、ラジオ『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)3月14日放送回に登場。「感覚、感性が似てる」「機会あったら一緒に番組出たりしてもいいな」と、三宅健についての印象を明かした。

 話のきっかけは、三宅が2月16日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演した際、松岡昌宏から「(J-FRIENDSメンバー内で携帯の)番号知ってる人とかいないでしょ?」と問われ、堂本剛と長瀬智也の連絡先を知っていると即答したことから。

 
 
 
 
 
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 J-FRIENDSとは、阪神・淡路大震災のチャリティ活動を目的に、1997年にTOKIO、V6、KinKi Kidsの3組で結成された期間限定ユニット。「明日が聴こえる」など名曲を歌ったことはもちろん、歌番組などでこのメンバーが集結すると男子校かのようなノリの良さが発動するのも大きな魅力だった。

 例えば、『MUSIC STATION ウルトラFES 2016』(テレビ朝日系)で3組が揃った際には、「連絡先を教えてくれない」とボヤく国分太一に「キライなんです」と森田剛がバッサリ。怒った国分が「教えろ!」と大暴れするところを全員で止めに入り、リーダーこと城島茂が「ケンカはやめぇ」と涙ながらに訴えて笑いを誘う“大乱闘“芸のような展開が繰り広げられたことも(※1)。

 そうしたやりとりでファンを楽しませてくれたJ-FRIENDSは、活動終了後も再結成や同窓会企画を望む声も絶えない。そんな中、本当に三宅が堂本剛、長瀬智也の連絡先を知っていたということに、番組内で国分も「えー! すげー!」と驚いていたようだった。

 三宅と堂本剛の間で、一体どのようなやりとりがされているのか。今回のラジオでは、その真相を堂本剛が明かす形となった。聞けば「定期的に健は連絡来るんで、“こうしたいときってどうすればいいのかな?”っていう」と真面目なトーンの相談が多い様子。堂本剛もそんな三宅に対して、「(会社には)ただただこうしたいって言いに行ったわけじゃなくて、ちゃんと理由を明確にして(伝えた)」と、これまでの経験を踏まえたアドバイスをしたと話す。

 たしかに、振り返ってみれば三宅はV6として活動していた時も自分のアイデアを積極的に形にしていこうと、試行錯誤する姿が多く見られた。ラジオ『三宅健のラヂオ』(bayfm)でもライブやグッズの制作、歌番組と自身のブログをコラボさせた演出など様々な場面で自らの考えを発信し、プロデュースしてきたことが伝えられている。

 「もっとV6を楽しんでもらいたい」「もっとファンの子に喜んでもらいたい」「もっと何かできるんじゃないか」……そんな思いを胸にV6として活動を続けてきた三宅。中には思い通りにならず、葛藤する場面も少なくなかったようだ。

 そのクリエイティブな視点は、ジャニーズアイドルの中でもいち早くセルフプロデュース、ソロデビューというチャレンジを続けてきた堂本剛のスタイルともリンクしており、「感性、感覚が似てる」と言うのも頷ける。

 「自分が、その突破口を開いてやることで、健とかも後々できるんじゃないかなとか、そんな話とかして。僕はずっと健がファッションとかいろいろな感性を持って生きてる人っていうのは知ってたんで。世の中が今さら気づいている感じもしますけれども」と続ける堂本剛。

 V6が解散し、グループからソロへ。個人の魅力がよりクローズアップされる形になったことで、より三宅のそうした熱意や創作意欲が叶えられていく時間が増えていくのではないかと楽しみに見守っている様子が窺えた。

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