『iCON Z』密着第30話、男性部門ファイナルステージの武道館へ 激戦の末、LIL LEAGUEが感動のグランプリ獲得

『iCON Z』男性部門ファイナルステージ

 最後にパフォーマンスするのはCROONERZ。歌唱力に自信のあるメンバーが多いが、ダンス初心者が多く、何度もぶつかり合ったグループである。そのたびに支え合い、絆が深まり、このステージまで辿りついた。彼らがまず披露したのは、オリジナル課題曲の「Water Baby」。初っ端から遠藤翼空のエモーショナルな歌声が響き渡り、そこにギレルメ マサユケ トマジ 西村や夫松健介のクールなラップが重なっていく。ダンス初心者だった沓野広翔も見違えるほど成長しており、他のメンバーと違わないパフォーマンスを見せる。ファイナル直前チェックでは怪我で欠席したマーク エイロンも完全復活。曲の最後には石川晃多のボーカルで完璧なラストを迎えた。観客の中には、彼らのパフォーマンスに心打たれ、思わず涙するファンの姿も。BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEとのコラボステージでは、遠藤翼空と夫松健介がソロダンスを披露。アクロバットを取り入れた振り付けを見事に成功させ、会場を盛り上げた。さらに、難易度の高い「Animal」でもレッスンの成果を発揮し、細部まで神経を行きわたらせた繊細なパフォーマンスを見せた。

 CROONERZのパフォーマンスに、山下健二郎は「三代目JSBのデビュー曲がバラードで、その時すごく苦労したことを思い出した。アグレッシブに動いていた方がごまかせる。ごまかせない曲をあそこまで押し上げたのはすごい」と感心した様子。これまで彼らの成長を見守ってきた池谷アナウンサーは、感極まり思わず涙する場面も。

 三者三様のパフォーマンスを繰り広げたファイナリストグループ。いよいよ結果発表が始まる。緊張感あふれる中、グランプリに輝いたのは、LIL LEAGUE! 名前が呼ばれた途端、メンバーは泣き崩れ、拍手の雨が降り注ぐ中、メンバー同士抱き合って喜び合った。

 難波碧空は溢れる涙を必死に止めて、「ずっと受かりたいっていう気持ちだけでここまで来させてもらって、まだまだこれから成長していけると思うので、これからも頑張っていきます。よろしくお願いします」と笑顔を見せた。百田隼麻は「僕はLIL LEAGUEに入ってから……」と話し出すも、途中で涙が止まらず話せなくなってしまい、EXILE SHOKICHIが「抱きしめたい……!(笑)」と思わず庇護欲を露わにする場面も。なんとか心を落ち着かせた百田は「僕はLIL LEAGUEに入ってから人生が楽しくなった。仲間たちと練習できる日々がすごく幸せでした。本当に選んでいただきありがとうございます」と涙ながらに感謝の気持ちを伝えた。

 最後に「Rollah Coaster」をもう一度ステージで披露。メンバーはみんな涙声で、歌えなくなってしまうフレーズもあったが、6人は全力でパフォーマンスを届け、日本武道館中に大きな感動の渦を巻き起こした。

 次週の放送は、2022年6月5日21時よりスタート。武道館ファイナルスペシャルの第2弾として、密着カメラがとらえた舞台裏の模様を放送する。

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