『iCON Z』密着第30話、男性部門ファイナルステージの武道館へ 激戦の末、LIL LEAGUEが感動のグランプリ獲得
LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』に独占密着する、『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(テレビ東京系)第30話が5月29日に放送された。
この日はついに男性部門のファイナルステージである日本武道館の模様に密着。MCの木梨憲武、池谷実悠(テレビ東京アナウンサー)、レギュラーゲストの大久保佳代子が会場に向かい、彼らのパフォーマンスを生で見届ける。開演前にEXILE SHOKICHIは「成長力、グループ力、いま僕たちがデビューを想像できるかっていうところ」とこの日の審査ポイントを示した。エントリー総数48,000人の中から選ばれた19人による最終決戦がいよいよ幕を開ける。
今回のスタジオゲストは、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの 小林直己、ELLY、山下健二郎、今市隆二。彼らも新しいLDHの仲間が誕生するのを楽しみにしているようだ。
オープニングを飾ったEXILEに続き、いよいよファイナリストたちが登場する。最初にパフォーマンスするのはLIL LEAGUE。年齢も身長もデコボコな彼らだが、歳の差を気にせずに意見をぶつけ合い、今では兄弟のように仲の良い関係性に成長した。まずはオリジナル課題曲の「Rollah Coaster」を披露する。トップバッターという緊張感もあったはずだが、彼らの武器でもある笑顔を忘れずに練習の成果を発揮したエネルギッシュなパフォーマンスを届ける。これまで番組を見てきたファンも、初めて生で見るLIL LEAGUEのパフォーマンスに思わず笑顔になり、フラッグを一生懸命振りながら彼らの勇姿を見守る。さらに、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEとのコラボステージでは、ワイルドでハードな「THROW YA FIST」をパワフルに表現。中村竜大、岩城星那、難波碧空は先輩たちに負けずに力強い歌声を武道館に響かせ、ラップパートでは百田隼麻、岡尾真虎、山田晃大が個性を活かしたリリックを叩きこむ。
LIL LEAGUEの熱いパフォーマンスに、スタジオゲストの今市隆二は「感動しました。こんなにも堂々としているものかとびっくりしました」とコメント。小林直己も「プロだなって思いました。パフォーマンスを越えてそれぞれのキャラクターがわかる」と感心した様子を見せた。
続いて登場したのはKIDMATIC。リーダーとしてチームを引っ張る佐藤峻乃介とメンバーの意思疎通がうまくいかず一時は一体感が欠けていたが、お互いに腹を割って話し合い、結束を強めてきた。最初に披露するのはオリジナル課題曲の「Giant Steps」。男の色気の表現が求められるこの曲は、平均年齢15歳という彼らにとって高い壁でもあったが、練習や研究を重ね、ファイナルステージでは見事にセクシーなパフォーマンスを披露。ボーカルを務める遠藤翼空、山本光汰は、難易度の高いハイトーン部分もしっかりと歌い上げ、ステージを盛り上げ、新メンバーとして加わった佐藤蒼虎もメンバーとアイコンタクトを交わしながら笑顔を見せる。FANTASTICS from EXILE TRIBEとのコラボステージでは、アグレッシブなダンスパートから始まり、「Flying Fish」へ。課題曲とはまた違う開放感溢れるポップソングを爽やかに表現。鈴木瑠偉、岡尾琥珀、百田隼麻、川口蒼真、中村碧、リーダーの佐藤峻乃介はキレの良いラップとダンスで、先輩たちと肩を並べた。
艶っぽいダンスや表情、伸びやかな歌声で、武道館に集まったファンの視線を釘付けにしたKIDMATICだが、中でもELLYが注目したのは山本光汰。「15歳であんなステージングはなかなかできない」と絶賛した。