GOT7、完全体でのカムバックでファンとの約束果たす 事務所を横断したグループ活動が与える希望

 5月23日、GOT7が完全体でカムバックする。

 GOT7は、5月9日に公式SNSを通じてカムバック日程と共にニューミニアルバム『GOT7』のアルバムのカバーイメージを公開した。GOT7としてのカムバックは昨年2月に発売したデジタルシングル「Encore」以来、1年3カ月ぶりのことだ。

 メンバー全員がJYPエンターテインメントを離れてから約1年半、それぞれが違う事務所に所属し、歌手、俳優、ミュージカル、CM、モデルなどの活動を精力的に行ってきたGOT7の7人。今回のコラムでは、GOT7の完全体のカムバックについて、紐解いていきたい。

「7年目のジンクス」を打ち破ったGOT7の絆

 K-POP界には「7年目のジンクス」という言葉がある。2009年に韓国の公正取引委員会が制定した「大衆文化芸術人(歌手中心)標準専属契約書」による「専属契約は最大7年まで」という契約期間から生まれた言葉だ。

 今まで、多くのグループがこの7年目の節目を超えられず、メンバーの脱退や、解散などの歴史を辿ってきた。そのため「7年目のジンクス」を乗り越えられるかどうかということは、K-POPファンにとっては、大きな関心ごとの一つなのだ。

 GOT7も、この「7年目のジンクス」にぶつかったグループの一つだ。彼らの場合は、7年目の専属契約の更新時の昨年1月に、メンバー全員が当時の所属事務所だったJYPエンターテインメントと契約を「更新しない」という形を選んだ。

GOT7 「ENCORE」 OFFICIAL MV

 その後、各メンバーたちはそれぞれが別々の新しい事務所に移籍。これは「GOT7は解散するのでは?」という噂を呼んだ。しかし、彼らは翌月2月にデジタルシングル「Encore」をGOT7名義でリリース。そんな噂をあっという間に払拭した。

 GOT7のJYPとの契約終了が伝えられた後、各自が「#GOT7Forever」というハッシュダグをつけてSNSに投稿し、メンバー間の深い絆をアピールしたが、それを新曲という形で表したのだ。

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