GOT7、完全体でのカムバックでファンとの約束果たす 事務所を横断したグループ活動が与える希望
そして、今年の5月、いよいよミニアルバム『GOT7』でGOT7がカムバックすることになった。メンバーのJBは、昨年4月に雑誌のインタビューで「年に1度は僕たちのアルバムを出せるよう努力しようとしている」(※1)と語っていたが、その言葉をもうすぐ果たすことになるのだ。
GOT7の完全体でのカムバックのニュースを聞いてから間もなく、少女時代も8人でカムバックすることが発表された。彼女たちは7年目のジンクスは乗り越えたが、その後の更新時にスヨン、ソヒョン、ティファニーが契約終了し新しい事務所へ移籍。それから8人での少女時代での活動はしていなかった。そのため、今回のカムバックのニュースは大きな話題になった。
実際、この1年でそれぞれが違う事務所に所属しながら、メンバーたちが集まってグループ活動をするという例が増えてきた。例えば、テギョンがJYPから移籍した2PM、フィインが移籍したMAMAMOO、各メンバーが違う事務所に所属している2AMも、完全体という形でカムバックを果たした。一時的ではあったが、2NE1はアメリカの『Coachella Valley Music and Arts Festival』で電撃復活した。2NE1のメンバー全員がステージで一緒に集まったのは約6年ぶりのことだった。
これは、「事務所を横断してグループ活動ができる」という形ができ上がってきたと思わせる動きだろう。「7年目のジンクス」により、たとえメンバーたちの所属事務所がバラバラになったとしても、脱退や解散することなくグループを継続できる。ファンにとってもグループにとっても、大きな希望となっていくはずだ。
継続的なカムバックがキモに
このように、違う事務所に所属しながらグループ活動時には集結して活動するというパターンは今後増えていくだろう。しかし、一番大事なのはカムバックを継続していけるかどうか。神話のように長く続くグループになっていくには、継続的なカムバックとコンサート活動が重要になる。
GOT7のJBは前述した雑誌のインタビューで「ステージまで出来ればもっといいと思う」とも語っている(※2)。近い将来、GOT7の7人が同じステージでパフォーマンスをする日がくるだろう。「7年目のジンクス」を破り、一枚岩としてさらに絆を深めてカムバックするGOT7の新しい姿が楽しみだ。
※1、2 https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2167044