NCT 127、ATEEZ、『SBS人気歌謡』……WOWOWはK-POPも熱い！ 最旬ライブ＆番組の見どころをピックアップ
新型コロナウイルス感染拡大防止に対する入国後の隔離期間が短縮されたこともあり、K-POPグループの来日アリーナ公演などが相次いでいる。そんな中、コロナ後初となる日本でのドームツアーを開催するNCT 127の『NCT 127 2ND TOUR ʻNEO CITY : JAPAN - THE LINKʼ』、東京ドーム公演初日（5月28日）のWOWOWでの生中継＆ライブ配信が決まった。さらに、WOWOWオリジナルとして3月に韓国から生中継されたATEEZのライブ（配信中）など、音楽に強いWOWOWは、K-POPも熱い！ NCT 127をはじめ世界で活躍するグループの日本公演の生中継はもちろん、ベテランからデビューしたての注目新人までが登場する韓国の大人気音楽チャート番組『SBS人気歌謡』まで、日本と韓国の最旬K-POPトレンドが丸わかりの番組が目白押しだ。
NCT 127（エヌシーティー イチニーナナ）は、抜群のパフォーマンス力と表現力、そしてセンスの高い楽曲が評価されているグループ。NCTは「ネオ・カルチャー・テクノロジー（Neo Culture Technology）」を意味し、活動グループ、メンバー数の制限がないという新たな概念を持った集合体だ。2022年5月現在、YUTA、SHOTAROという日本人メンバー2名を含む、韓国・中国・アメリカ・カナダ・タイ・マカオ・香港・台湾出身のグローバルな23名が所属し、NCT U、NCT 127、NCT DREAM、WayVというユニットで活動。中には、さまざまなグループを重複して活動するメンバーも。127は韓国ソウルの経度を表し、NCT 127は韓国を拠点に活動するグループとされている。
NCT 127は2016年7月に韓国、2018年5月に日本でデビュー。2019年には初のワールドツアー『NCT 127 1st Tour ʻNEO CITY - The Originʼ』を成功させ、2020年3月に韓国で発売した2ndアルバム『NCT#127 Neo Zone』が全世界で140万枚以上を売り上げ、米ビルボードの各種チャートで上位に付けるなど世界を舞台に活躍するグループとなった。
WOWOWで生中継される『NCT 127 2ND TOUR ʻNEO CITY : JAPAN - THE LINKʼ』は、昨年12月にソウル高尺（コチョク）スカイドームで幕開けしたNCT 127の2度目のワールドツアーの日本公演。来日公演は2019年の『NEO CITY : JAPAN - The Origin』以来、実に約3年ぶりとなる。本来は2022年1月にさいたまスーパーアリーナで開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の状況を受けて来日がかなわず急遽中止となり、同会場で韓国公演のディレイビューイングが行われた。今回、規模を拡大して行われる3都市5公演のドームツアーは、いわば1月のリベンジだ。
NCT 127にとっては、初のドームツアー。ユニット唯一の日本人メンバーYUTAは、2020年に個人Instagramを開設すると、1年でフォロワー数が日本人男性タレント1位になる人気で、2022年5月現在のフォロワー数は800万人超。日本で単独のラジオレギュラーを持ち、男性ファッション誌の表紙を飾る。9月には、映画『HiGH＆LOW THE WORST X』に主人公のライバル役としての出演も決まっている。日本活動の再開で、ますます人気の高まりが予想されているだけに、このドームツアーはYUTAの雄姿を見るという点でも外せない。またNCT 127は、TAEIL（テイル）、DOYOUNG（ドヨン）、JAEHYUN（ジェヒョン）、JUNGWOO（ジョンウ）、HAECHAN（へチャン）というボーカル陣の層の厚さが特徴で、圧巻の歌声が乗る中毒性のある楽曲が、世界の一流コレオグラファーによる超絶パフォーマンスを輝かせている。世界に支持される彼らの生パフォーマンスを体感してほしい。
この生中継だけでなく、当日のライブの模様と新撮インタビューで構成される90分番組も新たに制作されるという。また、2019年の初ワールドツアーの日本公演『NCT 127 1st Tour ʻNEO CITY : JAPAN - The Originʼ』、2018年に出演した『a-nation』、そして日本デビュー直前に行われた『NCT 127 Japan Showcase Tour “Chain” in Tokyo』の放送・配信も決定。4カ月連続でNCT 127にフォーカスする編成が組まれており、彼らのライブが総復習できる。さらにシズニの中で話題となっている「NCT 127を楽しめる 9個のプロジェクト」も進行中だ。こちらも見逃せない。
