Snow Man ラウール、卓越した表現者としての凄み 急成長の理由を3つの要素から考える
そして最後は「感度の高いアンテナ」。同じくダンスを得意とするSnow Man・岩本照のパフォーマンスを見て刺激を受けるだけではなく、「自分もこういう見せ方ができる」と気付いたという言葉から、ラウールは常に高くアンテナを掲げて学びを得ているということがわかる。Snow Manの5thシングル曲「Secret Touch」に薄く入っている音を動きに取り入れたところ、音の聴こえ方自体が変わってきたというエピソードも同じだ。こうして日々アンテナを張ることで、自分の中の引き出しが増え、表現力の豊富さに繋がっているのだろう。
そんなラウールは、現在18歳。よく「18歳なのにすごい」と評されるが、考えを固めず柔軟に考えられるティーンエイジャーだからこそ、周りが想像できない表現ができているのかもしれない。そしてこの先、成長していく上でさらに「経験」という武器も手に入れていく。10年後、20年後、彼はどんな進化を遂げるのだろうか。きっと我々の期待を良い意味で裏切ってくれるに違いない。