Snow Man ラウール、高校卒業までの3年間の成長 グループには欠かせないスター性と強い意志
Snow Manの最年少メンバー・ラウールが、先日めでたく高校を卒業した。ラウール自らジャニーズの有料会員向けブログにて卒業したことを報告。卒業シーズンに突入し、その時を待っていたファンにとってはうれしい知らせとなった。
『ザテレビジョン』内のグループ連載「Snow らいふ」でも、3/4号よりラウールの3年間の成長を振り返るメンバー対談が4週連続企画されている。1週目は最年長メンバーの一人、渡辺翔太。誌面ではラウールが学ラン、渡辺がスーツを身にまとっており、こうした衣装で並ぶと二人の世代差を実感する。ラウールは渡辺・深澤辰哉・佐久間大介とは11歳もの年の差があるが、ふだんの活動からはいい意味でその差は感じられないのだ。
ラウールは、2019年1月にSnow Manへ加入。当時15歳、ジャニーズJr.時代からステージ上ではすでにスターの片鱗を覗かせていたものの、ステージを降りればまだあどけなさの残る少しシャイな少年といった印象だった。しかし、8人の兄のような先輩メンバーのもとでのびのびと成長し、あっという間にグループに溶け込んでいく。等身大の愛らしさに加え、大人顔負けの賢さや意志の強さなども垣間見えるようになっていった。
デビュー曲「D.D.」以降、センターポジションを任されることも多いラウール。加入からの3年間でパフォーマンス集団・Snow Manを牽引することができる技量と圧倒的な華が身についた。身体的な成長も著しく、いまや比較的長身なメンバーが多いSnow Manの中でも最も高い190cmにまで到達。長い手足の先端まで神経が注がれたような繊細な動きからダイナミックな振りまで、とにかくステージ映えする。ダンスナンバーからバラードまで歌い方の感情表現も豊かだ。Snow Manメンバーは一人ひとりの個性が強く全員が輝けるグループではあるが、ラウールの存在感が全体の華やかさをグレードアップしているのは間違いないだろう。
昨年は人気恋愛漫画を実写化した映画『ハニーレモンソーダ』で主演も務めた。俳優・モデルとしての活躍目覚ましい目黒蓮同様、ラウールもまたパフォーマンス中の表情の豊かさが一段と増している印象だ。世界的に活躍しているボーイズグループを評する際、パフォーマンス中の“表情管理”ができているかという点に言及されることがしばしばある。楽曲の世界観に没入できているか、いつどの瞬間を切り取っても素晴らしい表情を見せることができているか。そういった厳しい目にも耐えうるパフォーマンス力を備えているのが今のラウールだ。