乃木坂46 林瑠奈、弓木奈於、金川紗耶、松尾美佑……アンダーとして輝く4期生メンバーの成長

 最後に名前を挙げたいのが松尾美佑だ。今年の『乃木坂46時間TV』の大運動会MVP受賞をきっかけに、より一層の注目を集める松尾。今回のアンダーライブでは、乃木坂46として初めてライブに参加した「世界で一番 孤独なLover」でセンターを張った。普段はおっとりしている彼女だが、そのクールな表情は自身のユニット参加曲「もしも心が透明なら」での姿を彷彿とさせる。忘れられないのは、最終日のアンコールで松尾が感極まり涙していたことだ。これまで引っ込み思案な彼女はなかなか前に出ることができなかったが、『乃木坂46時間TV』で憧れの先輩・梅澤美波を「大好きだから」と助っ人メンバーに引き連れたりと、最近は思いを素直に伝える場面が増え始めている。今回の涙の理由は思い出すことができた“全力の気持ち”に、メンバーやスタッフ、そして会場のファンが応えてくれたから。鳴り止まない会場の拍手は、彼女の頑張りと成長を讃えていた。

 5月14日、15日には日産スタジアムにて『10th YEAR BIRTHDAY LIVE』が開催される。その10年の歴史にはアンダーの存在があったことを、4期生もその一部として体現するライブになるのではないだろうか。

※記事初出時、一部内容に誤りがございました。訂正の上、お詫びいたします。

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