乃木坂46 佐藤楓が積み上げてきた信頼 初センター曲「届かなくたって…」の注目ポイント

 乃木坂46が、3月23日にリリースする29枚目シングル『Actually…』収録のアンダー楽曲「届かなくたって…」のMVを公開した。

乃木坂46『届かなくたって…』

 センターを務めるのは佐藤楓。彼女がセンターを務めるのは今回が初めてであり、フロントに立つのも初となる。同じ3期生では「~Do my best~じゃ意味はない」(24thシングル収録)の岩本蓮加、「口ほどにもないKISS」(26thシングル収録)の阪口珠美以来、アンダーセンターは3人目。佐藤は2018年4月の「新しい世界」(20thシングル収録)で初めてアンダーメンバーに参加して以来、選抜とアンダーを行き来しながらパフォーマンス力を磨いてきた。前作「君に叱られた」のシングル期間にはアンダーメンバーとしてだけでなく、番組出演の際の選抜代打も務め上げ、そのことは先輩からだけでなく、運営陣からも高い信頼が置かれていることを表している。まさに満を持してのアンダーセンターと言えるだろう。

 佐藤と言えば、『オールスター感謝祭』のミニマラソンや『SASUKE』(以上、TBS系)への出場など、スポーツ万能アイドルとして知られている。『乃木坂46時間TV』内の企画「乃木坂電視台」ではパルクールに挑戦。そんな彼女のキャラクターは、佐藤を先頭にメンバーが力走する「届かなくたって…」MVへと投影されている。楽曲自体はクールなダンスナンバー。「ブランコ」「風船は生きている」といったアンダー楽曲に多いラップパートを取り入れていることも特徴的だ。佐藤の両脇を固めるのは『乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)で高い歌唱力/ダンス力が評価されていた弓木奈於と金川紗耶、裏センターに位置する山崎怜奈の貫禄ある佇まいにも目を奪われる。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる