KinKi Kids、初“サシ飲み”から見えた2人の心地よい関係性 デビュー25周年イヤーにも広がる期待

 3月16日に記念すべき25周年デビューイヤーを飾る第1弾シングル『高純度romance』をリリースするKinKi Kids。通算44枚目となる同作表題曲は、KinKi Kidsのヒット曲を数多く手がけた松本隆が作詞、マシコタツロウが作曲と強力タッグがバックアップ。アレンジャーには冨田恵一を迎え、新たな2人の可能性を表現している。また『キリン一番搾り生ビール』のCMで初サシ飲みが公開されるなど、話題が尽きない2人の活動にフォーカスしたい。

初めてとは思えないリラックス感溢れる初サシ飲み

KinKi Kids
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 堂本光一と堂本剛が出演した前述のCM『ビール、飲みませんか KinKi Kids』篇は、放送開始から大きな反響を呼んでいる。これまでも、クレンジングバーム「DUO」のCMで“デュオ本兄弟”としてパラパラダンスを披露したり、昭和を思わせる歌謡ショーのセットで歌唱したりとコミカルな表情を見せていた2人だが、今回は“素の2人”を意識したサシ飲みスタイルでのCMとなった。筆者はまず、収録で明かされた2人だけのいわゆる“サシ飲み”は今回が初めてというエピソードに驚かされた。それと同時に、リラックスした表情で『一番搾り』を飲む2人の姿が印象的だった。動画の中で、剛は初めて光一に会った時の印象について、眼鏡をかけていて暗そうで無口な雰囲気だったと告白。対して光一も「(ジャニー喜多川に)もう1人堂本っていう子がいるんだよと言われ“ハァ?会ったことないぞ”と思ったらワンパクな子だった」と明かした。またジャニー喜多川と若き日の2人の思い出を語り合う彼らならではの場面も。唯一の2人の共通点として「明日どうなっているか分からないと思って生きているところ」と光一が明かし、剛は『一番搾り』とかけて“一番”と書かれた靴下を履いてきたことを告白すると、それを見た光一が笑う場面も。この独特の心地よい緩さにこそKinKi Kidsらしさを感じるのだ。また、一時は交換したこともあるが現在はお互いの連絡先を知らないことに言及(※1)。「知らない設定と言われるが本当に知らない」という光一に、「会いますからね、別に要らないですよね」と柔らかに言葉を重ねる場面に、筆者は2人の間だけに紡がれた時間を想い、大きく頷いてしまった。

キリン一番搾り「ビール、飲みませんか KinKi Kids」篇 60秒
キリン一番搾り「ビール、飲みませんか KinKi Kids」篇 ロングバージョン

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