『iCON Z』密着第18話、男性部門・三次審査通過者が過酷なフィジカルテストへ EXILE AKIRA、TETSUYAが伝えるプロの姿勢

『iCON Z』第18話、男性部門の過酷なフィジカルテスト

 なんとかトレーニングを終えた候補者たちの元へ、EXILE AKIRAが歩み寄る。これまで彼らの様子を静かに見つめていたAKIRAだが、「実はこのメニューのほとんどはEXILEがリハーサル前にやる内容。皆さんがヒーヒー言ってる内容を、僕らは当たり前のようにやっている。正直、甘いなと思う」と厳しい言葉を投げかけた。プロの厳しさをいきなり突きつけられた候補者たちだが、この言葉がかなり胸に刺さったようで、岩城星那は「体力がない自分に悔しさがあった。自分の中で課題が見つかった」と話し、百田隼麻も「めっちゃしんどかったけどこれを当たり前にできるように頑張っていきたい」と前向きな姿勢を見せた。スタジオでは、ゲストとして登場したEXILE SHOKICHIが「歌いながら踊ると、本当に辛い時は酸欠で目の前が緑になる」と、LDHのステージパフォーマンスの過酷さとフィジカルの大切さを語る場面も。

 ここでフィジカルテストのランキングTOP5の発表へ。5位は俊敏な動きが評価された佐藤蒼虎。課題は柔軟性だと指摘されると、自身も自覚があったようで「これから鍛えていこうと思います」とコメントした。4位は岡尾兄弟の兄、岡尾琥珀。持久力の高さが評価され、上位にランクイン。三次審査では弟に負けてしまったが、このテストではその雪辱を果たす結果となった。3位は14歳の鈴木瑠偉。「運動神経にもとから自信があった」という鈴木は、中学生にもかかわらず種目全体で上位という優秀な成績を残した。2位はギレルメ マサユケ トマジ 西村。週6で働きながら練習を続けていたというギレルメ マサユケは、土木などの肉体労働もやっていたためか、筋力系の強さが高く評価された。そして1位は、三次審査の個人ランキングで4位にランクインした夫松健介。AKIRAから「総合的に良かった」とコメントされるも、「日頃のトレーニングをもう一度見直して今後に活かしたい」とさらに上を目指そうとする貪欲な姿勢を見せた。

EXILE SHOKICHI

 一方、三次審査でSHOKICHIから“出木杉くん”と呼ばれ、1位を獲得した中村竜大は、このフィジカルテストでは大苦戦。パフォーマンス面では総合力を高く評価されてきたが、フィジカルでは通用しなかったようだ。「歌やダンスなどの見せ方にこだわって筋トレする時間を作れていなかった。どこかに甘えがあった」と冷静に自己分析をしながらも、やはりその表情には悔しさが滲む。これまで積み上げてきたプライドを折られ、自信を喪失してしまったようにも見える中村。しかしSHOKICHIは「でもこれに耐えられるくらいじゃないと、この音楽業界でやっていくのはめっちゃつらい。悔しいことや悲しいこと、立ち上がれないくらい落ち込むことはいっぱいある」と、自身の経験を思い返しながら、アーティストとして輝き続ける厳しさを切実に語った。

 この週末合宿で、さらにライバル心や闘争心に火がついた候補者たち。この先の四次審査でのグループバトルは、さらに過酷な展開になりそうだ。次週の放送は、2022年3月13日21時よりスタート。

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