Machico、寺島拓篤、花澤香菜……10周年迎える声優アーティストたちの動向

 大々的には銘打っていないが、花澤香菜も1stシングル『星空☆ディスティネーション』のリリースから今年で10年。直近のアクションとしては昨年3月に配信シングル「magical mode」のリリースとそれまでに発表したシングル&アルバムのストリーミングサービスへの解禁、さらには<SACRA MUSIC>から<ポニーキャニオン>へのレーベル移籍と、まさにアーティスト活動の新たなスタートを切ったばかりだ。

 花澤のこの10年を総括した中で、他の声優アーティストらと特に異なる点としては、中国を中心としたアジア圏での人気である。『〈物語〉』シリーズの千石撫子役として歌唱した「恋愛サーキュレーション」がTikTokを中心に大きなバズを生み、その影響は中国などにも波及。もちろん他にも人気を得た理由はあるが、現在花澤の中国での浸透度や影響力は我々の想像をはるかに超え、すでに国民的なものになっているようだ。

千石撫子(花澤香菜)- 恋愛サーキュレーション

 10周年の幕開けを彩るコンテンツとして、2月23日にはレーベル移籍第1弾アルバム『blossom』のリリースが控えている。同作には、花澤自身が作詞を手がけた楽曲のほか、岩里祐穂、大河内航太、ケンカイヨシ、小出祐介(Base Ball Bear)、ミト(クラムボン)らが参加。また、アルバムを提げた東阪でのホール公演もアナウンスされるなど、これまで以上に躍動する周年イヤーの動きから目が離せない。

※1:https://hominis.media/category/voiceActor/post8483/
※2:https://okmusic.jp/news/455926

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