BE:FIRSTがバイラルチャート首位獲得 急速なファンダム増加、世界へ羽ばたくストーリーの幕開け
参照:https://spotifycharts.com/viral/jp/weekly/latest
Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top 50チャート」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたプレイリスト。同チャートを1週間分集計した数値の今週分(9月9日公開:9月2日~9月8日集計分)のTOP10は以下の通り。
1位:BE:FIRST「Shining One」
2位:Steelix「Lay It Down」
3位:Interupt「Power (In Your Soul) feat. Luna LePage」
4位:ザ・キッド・ラロイ「STAY (with Justin Bieber)」
5位:MAISONdes「ヨワネハキ feat. 和ぬか, asmi」
6位:スピカ, スペシャルウィーク (CV. 和氣あず未), サイレンススズカ (CV. 高野麻里佳), トウカイテイオー (CV. Machico), ウオッカ (CV. 大橋彩香), ダイワスカーレット (CV. 木村千咲), ゴールドシップ (CV. 上田 瞳), メジロマックイーン (CV. 大西沙織)「Make debut! - 2021 Remastered Version」
7位:J.UNA「Butterfly」
8位:Girls Planet 999「O.O.O (Over&Over&Over)」
9位:夜のひと笑い「ミライチズ」
10位: Sam Kim「Love Me Like That」
いよいよ、快進撃が始まった。今週のバイラルチャートで初登場1位を飾ったBE:FIRSTの始動は、日本の音楽業界の大きな希望を背負っている。大げさだろうか。背負わせすぎだろうか。いや、BE:FIRSTはこれからの日本発のエンターテインメントを背負って立ちうる、大きなポテンシャルを秘めているように思えて仕方がない。
BTSが本国韓国どころか、全米でも押しも押されぬパフォーマーとして認められて久しい昨今、エンターテインメントの世界で韓国の存在感が大きくなっている。厳しいレッスンによって勝ち得たダンスや歌は「アイドル」というより「パフォーマー」のレベルに達しており、見るものを魅了し続けている。一方で日本からは、世界で第一線を張れる水準に達するグループはなかなか現れず、指をくわえて彼らが世界を熱狂させる姿を羨望の眼差しで見つめることしかできなかった。しかし、この苦境に一筋の光を投げかけるのが「クオリティファースト」「クリエイティブファースト」「アーティシズムファースト」を旗印に結成されたBE:FIRSTである。
AAAに所属しながら、ラッパーとしても活動を続けてきたSKY-HI(日高光啓)主催のオーディション『THE FIRST』。そこから誕生した7人組ダンス&ボーカルユニットがBE:FIRSTだ。プレデビュー曲となる「Shining One」のMVは、公開から丸1カ月経っていないにも関わらず、YouTubeで瞬く間に1300万回再生を突破(9月13日現在)するなど、急速にファンダムを築き上げている。