HiHi Jets×美 少年 “Hi美"の宝物 数々の合同楽曲を披露、ともに成長する少年たちの刹那と輝き

 HiHi Jetsと美 少年が歌ってきた曲、そして今年の新曲「High Beat」は、いずれもキャッチーでキラキラした、いわゆるアイドルソングだ。しかし「おいで、Sunshine!」には、煌めきのなかにほんの少し「夏の儚さ」が感じられる。サビのメロディはもちろんのこと、笑顔で歌う彼らがあまりに輝いているからこその儚さだ。悲しい、切ない、そうしたニュアンスの歌詞は登場しないにも関わらず、不思議と胸の奥が痛む瞬間がある。

 2019年の夏は、さまざまなことが「永遠」ではないと知った夏でもあった。そして、彼ら自身も着実に大人へと近づいている。季節は当たり前のように巡るけれど、「この夏」は一度きりしかない。だからこそこの目にその輝きを焼き付けておきたいと、アイドルの刹那に想いを馳せてしまう。

 HiHi Jetsと美 少年。これからともに、もっともっと大きな存在となり、いつまでも一緒にはいられないかもしれない。けれど「HiB HiB Dream」「みなみなサマー」「おいで、Sunshine!」、そして「High Beat」。これらはほかでもない、HiHi Jetsと美 少年だけの宝物だ。

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