乃木坂46 齋藤飛鳥、新内眞衣、与田祐希、金川紗耶……もはやグループの伝統? 絵心無しで人気集める“画伯キャラ”
3期生には、阪口珠美に与田祐希と強烈な絵心を持ったメンバーが揃っている。堀に続く「絵心ない芸人」として『アメトーーク!』に出演した与田も絶望的な画力であるが、筆者が思う画伯としての真打は阪口一択である。『プレイボーイ』の「乃木坂46画伯王決定戦」の第2回と第3回で連続優勝を果たしている阪口の絵は、サイコホラー的要素が含まれている。超巨大な「馬」やスプラッター映画に出てきそうな「日村勇紀」など、常軌を逸した異次元の画力だ。
4期生から阪口、与田の背中を追いかけるのは金川紗耶。絵の上手い賀喜遥香の印象が強いため知る人ぞ知る存在ではあるが、「乃木坂46画伯王決定戦」の第3回に4期生を代表して出場し、『月刊エンタメ』では「新星画伯対談」として阪口と金川のインタビューが「名作ギャラリー」とともに掲載されている。「書き初め」や「ライオン」をよく知らない金川に先輩方も「紗耶ちゃんはこれからいろんな経験をして、才能を開花させていってほしいでうね」(堀)、「金川先生に足りないのは、人生経験だけ。画伯王の座は近いと思います」(齋藤)とお墨付きを与えている。残念ながら「E-1グランプリ」に金川の名はないが、また別の機会でその未来の画伯王としての才能が見られることを期待したい。
■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter(https://twitter.com/AKI_W_)
※記事初出時、一部表記に誤りがございました。修正の上、お詫びいたします。