DEEP SQUAD 杉山亮司、真摯な眼差しで歌う透明感溢れるボーカル “クールさを纏った癒し系”というギャップも魅力に

DEEP SQUAD 杉山亮司、真摯な眼差しで歌う透明感溢れるボーカル “クールさを纏った癒し系”というギャップも魅力に

 だが、そこで垣間見えた素直さや男気溢れる人柄がオリジナルメンバーには好印象だったようで、2019年7月22日、最終審査の地・マイナビBLITZ赤坂でDEEP SQUADの一員に大抜擢。最年長のYUICHIROによると、最終審査でDEEPメンバーと一緒に歌った時の相性も良く、「杉山くんに関しては、ラップもできたりとか。新たな風を吹き込んでくれる可能性を感じて選ばせてもらいました」(引用:DEEP SQUAD、初インタビュー メンバー6人で目指す、新しい歌のエンタテインメントとは?)とのこと。その期待に応えるように、DEEPの王道と言えるしっとりとしたバラードはもちろん、DEEP SQUADのデビュー曲「Get With You」や、ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』のエンディングテーマとして人気の高い「Good Love Your Love」といったアップテンポな楽曲も、見事に歌いこなしている。

DEEP SQUAD “Get With You”ミュージックビデオ
DEEP SQUAD “Good Love Your Love”ミュージックビデオ

 そんな杉山の歌声は、硬派な雰囲気を纏った透明感のある声質が魅力。『ハモリ倶楽部』(CLの動画コンテンツ)で声質分析を行った結果、なんと新メンバーはそれぞれオリジナルメンバーと声質が近いことが判明したのだが、杉山はTAKAと同様に真面目な性格が窺える歌声の持ち主だと分析された。だからこそ、6人で歌った時に自然と声が馴染むのだろう。もともと大勢でハモる経験がなかった杉山にとっては、“主旋律に寄り添って歌う”ということが未知の感覚だったそうだが、メンバー同士の仲が深まるにつれて、その距離感がハーモニーにも反映されていったようで、「寄り添わないと綺麗なメロディが生まれないということを、じっくりと教わりました」(引用:変幻自在のボーカリスト集団・DEEP SQUADが語る、デビューシングル『Get With You』に込めた想い)と語っている。さらに、ラッパーとしての顔も持つ杉山は、メロディアスなラップのオリジナル楽曲を作るのが特技。EXPG時代から習慣的に詞やメロディを考えていることを思えば、彼がラップ詞を手がける楽曲が発表される日もそう遠くなさそうだ。最近では、TikTokにピアノの弾き語り動画も公開中。ムーディーな楽曲を吐息交じりに歌う姿がエモすぎると注目を集めているので、こちらもぜひチェックしていただきたい。

♬オリジナル楽曲 – DEEP SQUAD OFFICIAL

 ここまで“真面目”や“男気”と言ったキーワードが出てきた杉山亮司だが、その実態は、おっとりとした癒し系。日頃から、スマホでYouTubeを観ながら必死にスマホを探す、スマホをポケットに入れたまま洗濯する、といった“おとぼけ”を連発している。『週刊EXILE』で新メンバーの特集が放送された際にも、YUICHIROから「しっかり者に見えて、動きがすごいゆっくりでナマケモノみたい」と紹介されており、クールな顔立ちとは対照的に、なんだか放っておけないキャラクターのようだ。また、絵を描くのが好きで、“スギヤマくん”という謎の自作キャラを披露する場面も……。ツッコミどころの多すぎる素顔と、歌唱時の真剣な眼差しのギャップが、ファンを魅了してやまない。

■斉藤碧
エンタメ系ライター。
ダンス&ヴォーカルグループ、アイドル、ロック、ヴィジュアル系、俳優などジャンルレスで執筆中。V系雑誌「Stuppy」では編集も担当。
Twitter:@stmdr38

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