BALLISTIK BOYZ、各メンバーの歌声の特徴は? 「テンハネ -1000%-」ソロパートから分析

 8月1日、サイバーエージェントとLDH JAPANの合弁会社・株式会社CyberLDHが提供する会員制映像エンタテインメントサービス「CL」が本格始動した。同サービス内では現在、7夜連続の生放送企画『CL WEEK』が開催されており、LDH所属の各グループが日替わりで様々な番組を生配信している。

 「CL」という新たな窓口が開かれ、今後さらに革新的なエンタテインメントを提供してくれるであろうLDHアーティスト達。本稿ではその中でもEXILE TRIBEに属するグループの“歌い手”達に焦点を当て、一人ひとりの歌声の特徴やグループとしてのコンビネーション力を分析する。

 まずは昨年5月にデビューしたばかりのBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE。彼らは全員がマイクを持つグループであるため全員を一人ずつ紹介していく。

 今回はそれぞれの声をすぐに聴けるよう、先日YouTubeでライブ映像が公開された「テンハネ -1000%-」のソロパート順に紹介するので、気になった方は動画を再生してみてほしい。

BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE / テンハネ -1000%- (COUNTDOWN LIVE 2019▶2020 “RISING”)

MCメンバーの支柱的存在・海沼流星(0:10~)

 まず、歌い出しから安定感のあるラップで世界観を一気に作り上げているのが海沼流星だ。突出して聴き分けやすいシームレスで軽快なフロウと絶妙なハスキーボイスが特徴。発声のコントロールに卓越しており常に細かくビートを拾い上げるため、間延びして聴こえる箇所が全くなく常に聴き心地が良い。パート構成から考えても、MCメンバーの支柱と言える存在だ。

オフとのギャップも魅力的な力強いMC・松井利樹(0:20~)

 続くMCでさらに強いインパクトを残すのが松井利樹の声だ。その愛らしい見た目からは想像もつかないような攻撃的で力強いフロウ、そして海沼とは対照的な太く低い声質のため、楽曲のビートにさらなる“重さ”を加えていくような印象がある。いつかはよりドープな楽曲でその“重さ”を深く体感してみたい、と感じさせられた。

滑らかなフロウを響かせるバランサー的MC・奥田力也(0:36~)

 Bメロの終盤、エッジの効いた声でサビへの盛り上がりを高めてくれるのが奥田力也だ。声のトーンは松井に近いがフロウはより滑らかで、どことなく少年のような声色が特徴。対照的な個性のある他の2人に対して中間に位置する声質のため、彼が居ることで絶妙なバランスが取れているように感じる。これも個人的見解だが、今後これまでになかったチルアウトな楽曲でじっくりと彼のフロウが響くようなシーンも見てみたい。

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