SKE48 大場美奈、アイドル握手会“剥がし役”の舞台裏を明かす 「私のファンの人も“今日の剥がしの人可愛い”とかあります」
ここからは、大場のみの取材に。改めて大場は「『ココリコミラクルタイプ』(フジテレビ系)が子どもの頃から好きで、そこからコントもできる女優さんっていいなと思って、お芝居をやりたいと思うようになりました。いつかコント番組に出たいという夢があった」とコントとの出会いを語る。「最多ゲストは狙ってます」と意気込みながらも、レギュラーはおこがましいと少し弱気な一面も。
出演に際して、かなでの存在は支えになったらしく、「昨日、かなでちゃんに連絡した時に、『みんなすごく優しいから緊張とかしてると思うけど、自然に楽しんでくれればいいよ』と言われました。かなでちゃんがいるというのは大きかったので、ナチュラルにリアクションは出来たと思います」と電流リアクションを振り返る。
また、アイドルとして馴染みの深い握手会の剥がし役については、自然と染み付いていたリアルなトーンでの「お時間です」はガチ過ぎると指摘されてしまったと話す。コントは、握手会に来たファンが、目当てのアイドルではなく、可愛い剥がしの方に気がいってしまうという設定。大場はこの状況について、「私のファンの人も『今日の剥がしの人可愛い』とか全然あります。私の時間だけど剥がしの人と握手して私に戻ってきて帰っていったりする人もいます」と驚きのエピソードを明かした。
大場の妄想ワールドが炸裂する『AKB48 SHOW!』(NHK総合)内での主演ドラマ『可愛くてすいません』がファンの間では有名だが、こうして地上波のコント番組に出るのは大場にとって一つの目標でもあった。「これだよねという作品を作りたいなと思いますね。去年は『ハケンアニメ!』というお芝居を舞台でやらせていただけたので、2020年は2作品くらい私の役が欲しいです」と『ウケメン』出演を経ての目標を掲げた。
■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter