SKE48 古畑奈和&大場美奈が語る、結成11年目に掲げる攻めの姿勢「挑戦しないと何も生まれない」

SKE48 古畑奈和&大場美奈が語る、結成11年目に掲げる攻めの姿勢「挑戦しないと何も生まれない」

 SKE48の最新シングル『FRUSTRATION』(7月24日リリース)表題曲でセンターに抜擢された古畑奈和。2011年にSKE48に加入してから8年、念願のセンターポジションについた古畑は、発表時に「夢がかなったことがうれしいです」と喜びをコメントしている。

SKE48 / SKE48 「FRUSTRATION」Music Video(special edit ver.)/2019年7月24日発売

 SKE48は、AKB48初の姉妹グループとして誕生してから昨年で10周年。そして2019年、11年目初となるシングル曲「FRUSTRATION」は、大場美奈曰く“48グループ初”とも言えるパーティーチューンに。昨年大胆にイメージチェンジした古畑の金髪ショートカットのビジュアルも相まって、これまでの48グループでも異色な、新しい躍動を感じられる新曲になった。

 10周年以降のSKE48を占うであろう「FRUSTRATION」について、メンバーはどのように感じているのだろうか。SKE48では6年前の夏シングル『美しい稲妻』で共に初選抜入りし、現在はグループ内の中堅を担っている、古畑奈和と大場美奈にグループの変化や成長について話を聞いた。(編集部)

“新しいSKE48”を見せる一番大きな形がこのシングル(大場)

【左から】古畑奈和、大場美奈

ーーニューシングル『FRUSTRATION』はSKE48のシングル表題曲にないタイプの楽曲で、聴いてびっくりしました。

大場美奈(以下、大場):こんなにクラブっぽいパーティーチューンって、48グループで初じゃないですか。

古畑奈和(以下、古畑):しかも、本物のラッパーの方に参加していただいて。今までも「不器用太陽」や(AKB48の)「Green Flash」で私たちがラップのようなことをしたことはあったけど。

大場:でも、ちょっとかじる程度というか。今まではラップが入ってもアイドル感を残していたし。逆に、今回は「これ、アイドルが歌ってるんだ」っていう違和感もありますよね。

ーーそれくらいトラック含めてカッコいいですし。この曲を最初に聴いたときはどう感じましたか?

大場:最初は男性の方が歌っているデモを聴いて、「本当にこれが私たちの新曲?」って驚いたけど、すぐに「これは面白いな」と思うようになりました。SKE48は運営会社が3月から変わって、“新しいSKE48”を見せていくという空気感が強かったので、その一番大きな形がこのシングルなんだろうなと思いましたね。

古畑:私も初めて聴いたときから、めちゃくちゃ楽しみでした。今までこういう系統の曲はなかったですし、サウンドだけでもここまで楽しませてくれる、こんなにテンションを上げてくれる、これまでのアイドルらしい楽曲とはまた違うものだなと思いました。

ーー特にアイドルって音楽ジャンルを指すものではないですし、だからこそ何にでも挑戦できるという側面もあるじゃないですか。そこの一番振り切ったところに、この「FRUSTRATION」という曲があるのかなと。それに、10周年イヤーを終えて最初のシングルがこれというところにも、SKE48としての攻めの姿勢を感じました。

古畑:新しい刺激をちょっとずつ、チクチクっと与えていくことは、マンネリ化しなくていいなと思うんです。それに、新しく挑戦することで道が開けたり、失敗したりもするけど、挑戦しないと何も生まれないと思うので。

大場:そういう曲で奈和がセンターになったのも、こんなにぴったりなことはないよなって思います。一番前のゼロ番(センターの立ち位置)にいる奈和がすでにそういう雰囲気を出してくれているので、私たちはその流れに乗っていくだけというか。見つけやすい道しるべがあるので、そこはすごく頼りになってます。

「絶対にこれ、表現していて楽しいやつだ!」(古畑)

ーーその古畑さんがシングル表題曲でセンターを務めるのは、意外にもこれが初めてのこと。最初に告げられたとき、率直にどう思いました?

古畑:「あらっ?」って思いました(笑)。単純にうれしかったですよ。ファンの方にすぐに伝えたいなと思いましたし。実は、最初の時点で私がもらった曲の情報が「ロサンゼルスに行って、ノリノリだよ?」っていうことぐらいだったんです(笑)。なんとなく夏らしい曲になるのかなって感じでした。

大場:でも、今の奈和のこの雰囲気から、きっとみんな「夏、海、イエイ!」みたいな曲ではないと思っていたんじゃないかな(笑)。

古畑:あはははは!(笑)。

大場:逆にそっちだったほうが、みんなびっくりしちゃいますよ(笑)。そういう意味では、新しい感じになるだろうなとは、私も薄々感じていました。

古畑:だから、最初に曲を聴いたときも「絶対にこれ、表現していて楽しいやつだ!」って思ったので、MV撮影の日も変に緊張せずに、純粋に楽しめました。

ーーこの取材時点ではMVが完成前ということで、メイキング映像を観させていただきましたが、ストリートでのカジュアルなシーンとハウススタジオでのパーティ感あふれるシーンを軸に構成されているのかなと。特にストリートで皆さんが佇んでいたり歩いていたりという映像は、この曲調にぴったりですよね。

古畑:みんな、現場ではっちゃけてましたね。なんでだろう? ロサンゼルスだからなのかな?

大場:単純にテンションが上がってたよね。

古畑:5人で撮るリップシーンでも監督さんから「フリーで踊っちゃっていいよ」と言われたらノリノリになって、みんなでお尻を向けて「イエーイ!」って騒いだりして(笑)。めっちゃ楽しかったよね。あとは、ハウススタジオのシーンでは泡パーティもして。あんなに泡にまみれたの、初めての経験でした。

大場:SKE48にはわざわざ泡パーティに出向くようなタイプの人間はいないし。

古畑:みんな「ひとりおうちパーティ」だもんね(笑)。

大場:そう。しかもゲームとか好きな子ばかりなんで(笑)。きっと、いつも一緒にいるメンバーとの空気感もあって、純粋にみんなが「泡だーっ!」って楽しめたんじゃないかな。あと、途中から「自分たちでも撮って」と言われて、スタッフさんからGoProも渡されたよね。

古畑:あれ、本当に使われているのかなあ?(笑)。

大場:泡の中で転んじゃってる子もいたけど、泡まみれすぎて何が起きているのかわからないんじゃないかな(笑)。あと、屋根のシーンが最高だった!

古畑:本当は写真を撮るためだけに登ったんですよ。そうしたら監督さんが「いや、ここでもMVを撮ろう!」と言って、急遽決まったんです。きっと、スタッフさんたちもLAの風を感じたんでしょうね(笑)。

大場:開放感が強かったからね。

ーーその開放感はロサンゼルスの空気によるものが大きかったんでしょうか?

大場:というよりも、私たちの存在はLAではまったく知られていないわけじゃないですか。だから、自由な土地みたいな感覚なのかな。

古畑:ああ、そうだね。

大場:私たちが撮影したストリートもそんなに人が多くなかったですし、いたとしても「イエーイ!」って声をかけられたり(笑)。

古畑:そうそう。撮影しているそばを車が通ると、「フーッ! イエーイ!」みたいに声をかけてくれるんですよ。

大場:そういう影響も大きかったのかな。あと、LAに着いてから1日フリーの時間があったので、そこでLAの感じに慣れたというか。英語がよくわからないのに、メンバー同士で食事に行ったんですよ。そうしたら、そこの店員さんがすごく優しく教えてくれて。それだけで心がほぐれたじゃないですけど、すごく優しくて楽しい土地だなって思えたから、リラックスして撮影に臨めたのかな。

古畑:それは大きいよね。

ーー初日に雰囲気を掴めたと。

大場:はい。体をLAに合わせました(笑)。

古畑:便利な体(笑)。

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