NATURE、日本人メンバーも在籍のK-POPガールズグループ ダンスを愛する自然少女たちの挑戦
MVでは曲の世界観につい夢中になってしまいがちだが、彼女たちの魅力は統率の取れた切れ味鋭いダンス。その魅力はNATUREオフィシャルYouTubeチャンネルにアップされている「POP COVER PROJECT」という5つの動画で確認することができる。これは、NATUREが5曲のポップソングのカバーダンスをするという企画なのだが、メンバーがバニーガールに扮して歌い踊る「Walk Like An Egyptian」(原曲はThe Bangles)にはじまり、「My Sharona」(The Knack)、「Shut Up And Let Me Go」(The Ting Tings)、「Rhythm Nation」(Janet Jackson)、「Kiss」(Prince)と、選曲センスもピカイチ。ダンスの実力も高いが、何より全員が心から楽しそうに踊っている笑顔に胸を打たれる。
NATUREは今後、9月に札幌・東京にて行われる『12th KMF2019』に出演するため、オーディション番組『PRODUCE X 101』(Mnet)から誕生した話題のボーイズグループ・X1と来日予定。10月には日本初となるCD発売記念イベントの開催も決定し、単独来日を果たす(参加付き輸入盤販売サイトはこちら)。『KCON JAPAN 2019』では、デビュー1年目にして幕張メッセという大きなステージというプレッシャーをはねのけ、笑顔でパフォーマンスしてみせたプロ根性も好感度大。群雄割拠のK-POPの世界で、初めの1年というハードルを華麗に飛び越えた彼女たち。2年目の今年はどんな活躍を見せてくれるか、楽しみにしたい。
■尹秀姫
東京都出身。フリーランスの編集・ライター。K-POPを中心に様々な媒体でインタビュー・コラムを執筆。『韓国語ジャーナルhana』のミュージックページ担当。WANNA ONEの解散であれだけ号泣したのに、今はIZ*ONEが気になっている懲りない性分。