滝沢秀明、芸能活動の幕引きを盛大に飾る経緯を明かす「今の僕の視線は中居くんがくれた花道」

 12月28日放送の『中居正広のキンスマスペシャル』(TBS系)に滝沢秀明が出演した。

 滝沢は今年9月、タッキー&翼の解散と今年いっぱいでの芸能活動引退を発表。同番組前半では、これまで明かしてこなかったという貧しい幼少期や、ジャニーズJr.時代の活躍を振り返った。そして後半では、自身の出自であるジャニーズJr.の育成やプロデュース業に専念しようと考えた理由を明らかにした。

 滝沢がこれらを決断した背景には、タッキー&翼の活動休止があるとのこと。ユニットの相方である今井翼は、2014年11月にメニエール病を発症。一度は活動に復帰するも間もなく症状が再発。タッキー&翼は無期限の活動休止期間に入った。その後、滝沢はユニットの解散を決断し、今井はジャニーズ事務所を退社。これについて、滝沢は「これ以上ファンの方をお待たせするのはよくないし、どこかケジメをつけなければいけないなということもあって」「(今井については)身体のことなので、僕も正直聞けてない部分はあるんですけれど、『僕らがブレーキ役になってあげなければいけないな』とは思いました」と胸中を言葉にした。

 自身の芸能活動引退については、「嫌になって辞めるとかじゃ全くないし、僕はむしろジャニーズが大好きなんですよね。大好きなジャニーズをここから先にどうやって繋いでいけるのかということをやりたいんですよね」「ファンの方にも本当に申し訳ないんですけれども、皆さんがする普通の親孝行を、僕はジャニーさんでしたいと思っています」とコメント。また、「自分がタレントをやりながら、裏(方)もやるというのは『これは絶対にダメだ』と僕のなかで思って。いくらジュニアといえども、みんな人生を懸けて活動しているので、僕も人生を懸けなければいけないなと思った」と、強い意志を感じる発言も見られた。

 そして、タッキー&翼の解散発表後、初めての連絡を受けたのが中居正広だという。滝沢は当時の電話を受けて、「今回、番組に出させていただいて、中居くんにこのことがあって連絡をいただいて。『今の滝翼は“点(、)”だと。ちゃんと“丸(。)”をつけて活動を終了させなさい』と言ってくださったんですね。僕はその言葉がすごく重くて。重いんですけど、『やらなければいけないな』とハッとなったんですよね。なので、『ジャニーズカウントダウン』も翼と一緒に出ようと決めました」と振り返ったほか、「今の僕の視線は、中居くんがくれた花道だと思っています」と感謝を示した。

 一方で、中居は「僕は怠った人間であって、幕引きの経験があったので。どうか滝沢と翼には、大事なファンの子たちが次に進むためのメッセージとして……2人のショーが見たいな」と、先述のメッセージを届けた理由を語った。

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