ジュニア約90名出演『SHOWbiz 2025』レポ 伝統と自分の色を組み合わせて作るステージ
2025年1月5~7日、9~12日の計8日間、ジュニアによる『SHOWbiz 2025』が有明アリーナで開催される。HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者、Go!Go!kids、Lil かんさい、その他ユニットに所属していないメンバーの合同公演となっており、総勢約90名が登場する(関東ユニットメンバーのうち少年忍者 深田竜生、黒田光輝、小田将聖、Go!Go!kids 佐久間玲駈、SpeciaLは出演なし)。本稿では全13公演の初日を飾った5日12時公演をレポートする。
セットリストはオープニングと「JAZZ」、「Hip Hop」、「Future」、「Universe」、「Rock & Dance」、「Show & Sports」、「Japanese」のコーナーに分かれており、それぞれグループを横断したメンバーでのパフォーマンスが行われた。
Overtureが終わり噴水の演出と共に毎年恒例の帝国劇場公演を彷彿とさせる白い衣装でHiHi Jets、美 少年7 MEN 侍、少年忍者、Lil かんさいのメンバー38名が登場。少年隊の「かがやきの日々」を歌い上げた後、織山尚大によるタイトルコールで会場は一気に盛り上がる。この公演のタイトルにもなっている「It's SHOWBIZ!!(愛の手紙)」は井上瑞稀、猪狩蒼弥、岩﨑大昇、佐藤龍我、浮所飛貴、藤井直樹、中村嶺亜、佐々木大光、本髙克樹、菅田琳寧、織山、川﨑皇輝、檜山光成、元木湧、安嶋秀生、川﨑星輝、長瀬結星らが華やかなショーを作り出す。
続けてJAZZのコーナーでは作間龍斗、佐藤、内村颯太、ヴァサイェガ渉、豊田陸人が2016-2017年帝国劇場公演で披露された「Breaking The Dawn」をゴージャスにパフォーマンス。「女王蜂」(Hey! Say! JUMP)は橋本涼、那須雄登、今野大輝、瀧陽次朗、嶋﨑斗亜、西村拓哉、阿達慶、千井野空翔が椅子を使ってセクシーに魅了する。
ラップやダンスの実力が存分に発揮されるHip Hopのコーナーでは、「My World」(菊池風磨)に藤井、佐々木、田村海琉、川﨑星輝、長瀬、稲葉通陽、大西風雅が登場。紫の衣装でパワフルなだけじゃない、曲の世界観を存分に表現する大人っぽいラップとダンスで高いスキルを見せつける。続くFutureのコーナーでは嵐の「PIKA☆NCHI」を岩崎楓士、佐野斗真、染谷樹、馬場律樹、真虎といったフレッシュなメンバーが先輩メンバーが見守る中元気よくスタート。若手メンバーならではの輝きを放つパートとなっていた。
MCパートでは岩﨑大昇、井上、嶋﨑がセンターステージに登場。3人を中心にフレッシュなメンバーとのトークを展開する。現在10歳の真虎が尊敬している先輩に中村の名前を挙げ、その理由を「可愛いから」だと語ると「この年齢から見ても嶺亜は可愛いんだ」と井上が感心。また、佐野斗真が永瀬廉(King & Prince)の名前を挙げると岩﨑大昇が「俺はバッグをもらったことがある」と自慢する。嶋﨑は永瀬と同じく関西出身であるにも関わらず永瀬と話したことがないそうで、岩﨑大昇が今度紹介すると約束していた。アンダーソンフェニックスは尊敬する先輩を岩﨑大昇としており、思わず井上が「バッグもらえるんじゃない!」と嬉しそうに声かけると、岩﨑大昇は「さっきの(永瀬の)バッグの話は忘れて」と慌てていた。
MCの途中でメンバーに促される形で客席を彩るペンライトが消灯されて始まったUniverseのコーナー。真っ暗の中、アンダーソンが1人でスポットライトを浴びて2018-2019年帝国劇場公演で披露された「願い…永遠に」を歌い上げる。「Ain't Enough」(赤西仁)は作間、岩﨑大昇、藤井、中村、川﨑皇輝、安嶋、山井飛翔、當間琉巧が無数の照明を操るように披露する。
Rock & Danceのコーナーでは矢花黎(Ba)、今野(Gt)、川﨑星輝(Dr)、青木滉平(Key)瀧(Gt)、稲葉(Vn)に猪狩、那須、佐藤、鈴木悠仁、岡﨑彪太郎がAぇ! groupの「Firebird」を披露。「象」(SUPER EIGHT)では同じバンドメンバーに橋本、浮所、藤井、久保廉、北川拓実、豊田、嶋﨑がボーカルでステージを彩る。原曲からバンドスタイルで披露されている2曲だが、ヴァイオリンも加わりまた違った魅力が見えてくる。