滝沢秀明、『TOKIOカケル』最後の出演で“裏方”への強い思いを語る「ジュニアの黄金期を作りたい」

 最後に番組では、TOKIOメンバーからメッセージが送られる。国分は「いつもふざけてばっかりとか、一緒に司会やったりとかして。そのときから後輩のこと思ってるなと。タッキーが裏にいっても、俺とタッキーが先輩後輩であることには変わりないし、僕の力が欲しいなと思ったらいつでも連絡をください。時間があれば、私へのダメだしもしてくれると嬉しいなと思うので」とコメント。滝沢は「太一くんは飲みに連れてってくれたりとか。性格上、僕から先輩にいくことができなかったので来てくれてすごく嬉しかったです」と国分との思い出を振り返った。

 松岡昌宏は「スタッフになるって聞いたとき、滝沢らしいなって思いました。同時に滝沢らしく納まってほしくないなって。時代が変わってるから子供達がもっと変わってくる。そのなかで新しい風を吹かせてくれたら嬉しいなと思います」とメッセージを送る。滝沢は「今まで先輩に甘えてこれなかったけどこれを機に甘えていきたい」と思いを語った。

 長瀬は「僕もクリエイトなことを勉強するにあたって苦しい思いをしたこともあったんで、滝沢にもそういう時期があったんじゃないかなって心配する部分もあったんだけど……。でも自分で何かを作りたいって気持ちはお互いあったわけだし、十数年前に聞いた滝沢の気持ちを今でも忘れてないのでそれを貫いてほしいな。タッキーなら大丈夫だろうなって信じてるので。楽しむことも忘れずに」と激励した。滝沢は「すごくすっきりしましたね。自分の思ってることを形にしないとなと思いますし……」と話した。

 城島は「うまいこと伝えるのが難しいなと思って手紙をしたためてきたので……」と手紙を取り出す。続けて「1995年13歳で芸能界に入り、今日までいろいろあったと思います。1人ではなく2人でデビューしたいと言った君。自分らの名を冠した舞台で最年少座長として劇場に立った君。そしてスポットライトに浴びせる側ではなく、浴びせる側に立とうと思った君。その全てがそれぞれがあなたの素顔であり本音なんでしょう。“ダイヤはダイヤでしか磨けない”。これから滝沢秀明さんがどんな原石を見つけ、どう輝かせていくのか楽しみで仕方ない自分がいます。ありがとうタッキー」と読み上げた。滝沢は「嬉しいです。先輩からお手紙をいただくって初めてなので、びっくりしました」とコメントした。

 その後、滝沢に花束を渡し記念撮影を行って番組は終了した。次回は1月9日放送。ゲストに船越英一郎を迎えて、オンエアされる。

(文=向原康太)

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