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『zoozoosea』インタビュー

アユニ・D(BiSH)が語る、ソロプロジェクト PEDROで見つけた“自分をさらけ出せる場所”

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 バンド形態のソロプロジェクト・PEDROとしてデビューを果たしたBiSHのアユニ・D。ギターには田渕ひさ子を迎え、先日には初ライブ『PEDRO first live “happy jam jam psycho”』も開催した。

PEDRO [BiSH AYUNi D Solo Project] / 自律神経出張中 [OFFICIAL VIDEO]

 デビューミニアルバム『zoozoosea』にも収録されたドキュメンタリー映像「THE BIRTH OF PEDRO」にも克明に描かれているが、そもそもアユニ・DがBiSHマネージャーの渡辺淳之介氏からプロジェクトの立ち上げを告げられたのは今年の2月である。そこから約7カ月かけ、アユニ・Dがベースを買うところから始まったプロジェクトはスリーピースのパンクバンドとして結実した。

 ライブを終え、PEDRO、そしてBiSHの先行きにどんなイメージを持っているか。アユニ・D本人に語ってもらった。(柴那典)

「今できることは全部さらけ出した」

アユニ・D

――初ライブ、すごくよかったです。終えての率直な手応えはどうでしたか?

アユニ・D(以下、アユニ):めちゃくちゃ楽しかったです。でも、すごく緊張しました。震えちゃったし、最初に歌う時から、声の出し方がちょっとわかんなくなっちゃって。でも、松隈(ケンタ)さんに「声が出なけりゃ息吸え」ってよく言われてたんで、それを思い出して、頑張ったんですけど。

――緊張してる感じはありましたけど、途中から腰が据わったようにも見えました。そういう実感はありました?

アユニ:やっぱり、BiSHのライブを重ねていくことで、恥ずかしがったり、縮こまっていたりしたら、格好いいライブは絶対できないって分かったんで。今できることは全部さらけ出したつもりです。

PEDRO [BiSH AYUNi D Solo Project] / 透明少女 [Originaled by NUMBER GIRL / Live at 新代田FEVER

――ライブは田渕ひさ子さんがギターで、PEDROの楽曲だけじゃなくNUMBER GIRLの「透明少女」のカバーもやっていました。あれも冒頭のMCも含めてやりきった感があってすごくよかったですけれど、やってみて、どうでした?

アユニ:あの曲は、まず、私ほんとに音楽に関して無知で、バンドのこともよく知らなくて。PEDROをやるってなって、ギターを田渕ひさ子さんにお願いしたいって話を聞いて、そこで田渕ひさ子さんの存在を知ったんですよ。で、そこから田渕ひさ子さんがやってた音楽をすごい聴くようになったんです。最初に聴いたのがNUMBER GIRLの「透明少女」で。それがすごく格好よくて、でも、本人と一緒にカバーするのは、それなりに覚悟が必要でした。たぶんいろいろ言われたりするだろうなと思ったし。だから、ちょっと怖かったです。本人に「やっていいですか?」という許可を得るのも恐れ多かったし。

――NUMBER GIRLは今はないバンドだからこそ、かつてのファンが何を言うか怖さがあった。

アユニ:そうですね。YouTubeで映像も公開されたんですけど、やっぱり、みんないろいろ思うところあるみたいで。いろんな人の思い出が詰まってる曲なんですよね。この曲を聴いて、人がいろんなことを思い出しているんだって思うと、感動して。私はそういう思い出は濃くないんですけど、練習の時、一回泣きながら聴いてました。

――PEDROって、プロジェクトが始まってから7、8カ月ですよね?

アユニ:そうですね。

――ドキュメント映像も見ましたけれど、最初に渡辺淳之介さんから「ベースやってみない?」って言われたのが、今年の2月。まあ、あの人の「やってみない?」っていうのは「やれ」ってことだと思うんですけど(笑)。

アユニ:はい、「やれ」ってことです(笑)。

――きっと、最初にイメージしてたのは、もうちょっと長い時間をかけて練習して、じっくりバンドを育てていくプロジェクトだったと思うんです。ここまで早い展開は想像してなかったんじゃないかと。

アユニ:全然想像してなかったです。それにいつも、BiSHは音楽プロデューサーの松隈ケンタさんが全部関わってくださってて、松隈さんがやってる音楽集団のSCRAMBLESの方がBiSHのツアーでも「鬼バンド」ってバンド編成でやってくれてたので、その方々とやるのかなって思っていたら、それも違くて。ドラムはSCRAMBLESの方ですけど、まさか、田渕さんがギターになると思ってなくて。MCでも言ったんですけど、レジェンドと大学生と初心者、みたいな組み合わせでやると思わなかったんで。怖いですね。怖いしか言えないんですけど(笑)。

――ライブを観ても思ったんですけれど、、バンドというアウトプット、楽器を弾きながら歌うという表現方法って、アユニ・Dさんにすごくしっくりきている感があるんですけれど。ご本人としてはどうですか?

アユニ:そう言っていただけると、すごく嬉しいですね。ドラムとかベースのリズムに合ってるって、レコーディングの時によく言われてたんですよ。だから、リズム感はあるのかな? わかんないですけど。ベースは楽しいです。

――ベースはもともとやったことあったんですよね?

アユニ:そうですね。ほんと、一瞬しか触れてないですけど。

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