ビヨンセ、なぜ“女性の憧れ”として輝き続ける? 青山テルマ、BENIら選ぶベストソングと共に紐解く

ビヨンセ、ディーバとしての軌跡を紐解く

著名人が選んだプレイリスト『We Love Beyonce』

 青山テルマ、加藤ミリヤ、當山みれい、BENI、LiLy、ビヨンセを愛する5名のアーティスト/クリエイターが好きな楽曲を選曲。それぞれのメッセージと共にプレイリスト『We Love Beyonce』が公開された。

 

We Love beyonceプレイリスト

青山テルマ

・XO
・Halo
・Baby Boy

 ビヨンセのボーカルはどんな楽曲、どんなトラックでも彼女らしく輝く素晴らしいボーカリスト。

 それだけではなく、ステージの魅せ方は本当に毎回圧倒されるくらい迫力と努力の塊です。
何年経っても目が離せないアーティストの一人ですね。

加藤ミリヤ

・If I Were A Boy
・Me,myself and I
・Broken-hearted girl

 その陰に哀しみや苦しみがあったとて、それを撥ね退ける強さがある。

 完璧なパフォーマンスの裏にはたゆまぬ努力がある。

 彼女は私たちが欲しいものをすべて持っている。

 それなのにまだまだ満足していない気がする。

 だから私はいつまでも彼女から目が離せない。

當山みれい

・If I Were A Boy
・Pretty Hurts
・LOVEHAPPY

 Beyonceは私にとって社会を生き抜く女性達の代弁者です。

 恋愛の固定観念の男女差について歌う「If I Were A Boy」、「Pretty Hurts」には毎回聴く度本当の美しさとは何なのか考えさせられます。

 どんな裏切りや傷も愛が解決してくれる。「LOVEHAPPY」はまさにアルバム名"EVERYTHING IS LOVE"を象徴する曲だと感じて選びました。この二人にしか歌えない曲。

BENI

・Déjà Vu
・Drunk In love
・Love On Top

 何年経っても「Déjà Vu」を無性に聴きたくなる瞬間が多々あります。揺れるベースラインとBeyの歌い回しが最高です。髪振り回して踊りたくなる! 

 「Drunk In love」は、JAY-Zのバースもいいですが、ビヨンセのフローがクールすぎてヨダレもの……。LADY⇄THUGをナチュラルに行き来できるキャラは彼女しかいないと思う(笑)。逞しくもあり上品でセクシー。

 「Love On Top」 は、カラオケの十八番です。最後は圧巻の転調祭(笑)。その場を100%ハッピーにして、盛り上げられる大好きな曲! VMAでこの曲歌って、歌終わりにマイクを投げ落として妊娠姿を初披露する場面、未だに覚えてる名シーン❤︎

LiLy(作家)

・Drunk in LOVE
・Hold Up
・APESHIT(The Carters)

 「Drunk In LOVE」は、恋をするビヨンセの天下無敵の色っぽさに、頭がクラクラしてしまう。映像の中の夜の海で踊るビヨンセからはもちろん、歌声からも香り立つ。こんな美しい女王に発情されるJay-Zに、ため息が出るほど憧れてしまう。

 「Hold Up」がパワーソングなら、もうその単語も多用はできない。音楽史のレベルをビヨンセは、自身の人生を使ってブチあげている。ビヨンセが体現したのは、「男の浮気とフェミニズム」。彼女が掲げているのは「戦う黒人女性としての覚悟」。今生きている人類の中で最強の女だと思っている。

 品格は血に宿る。ビヨンセをみるたびに痛感する。「APESHIT」で資本主義のリアルを歌えど、下品の対極。芯から香る、高貴な美しさ。The Carters。現代最強のパワーカップル。二人にしか作り出すことができない音楽世界を、もっともっと味わいたい。

The Carters『EVERYTHING IS LOVE』

■リリース情報
The Carters『EVERYTHING IS LOVE』(国内盤)
発売中
価格:¥2,500(+税)

<収録内容>
1. サマー
2. エイプシット
3. ボス
4. ナイス
5. 713
6. フレンズ
7. ハード・アバウト・アス
8. ブラック・エフェクト
9. ラヴハッピー

The Carters ソニー公式サイト

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