小沢健二がceroに繋いだ“バトン” 『Love Music』で語った新たな音楽への思い
小沢はこれからの活動について「きちんと“生活”しながらやろうと思います」と言うと、高級ホテルとテレビ番組の収録スタジオを行き来していた26歳ころを振り返り、「華やかなことかもしれないけど、無茶苦茶なことなので」とコメント。若い世代と互いに影響し合いながら新しい音楽を生み出していく未来への期待をのぞかせた小沢の表情は、どこか晴れやかだった。小沢が新たなポップスを生み出す日は、そう遠くないかもしれない。
(文=宮澤紀)