乃木坂46、舞台『じょしらく弐』初日ゲネプロレポート “真打候補”能條愛未が創作落語披露
乃木坂46が5月12日、舞台『じょしらく弐 ~時かけそば~』の初日を迎え、会場となる東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで会見と公開ゲネプロを行った。
別冊少年マガジンにて2009年から4年間連載された久米田康治とヤスによる人気漫画を原作とし、同日夕方より渋谷AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演がスタートする同演目。メンバーは昨年の舞台『じょしらく』と同じく、主人公の5役をそれぞれ3人ずつが務める“トリプルキャスト方式”で出演。チケットはすでに全15公演が売り切れとなっており、約12,000人の動員を予定している。
ゲネプロ前の会見では、この日の舞台に出演する「チームら」のメンバーに「それぞれの役どころと今日の意気込みは?」という質問が寄せられた。これに対し、舞台『じょしらく』初参加となる生駒里奈(空琉美遊亭 丸京役)は「髪の色が好きで丸京役に立候補しました」と役選びの理由を語り、続けて奇抜なキャラクターである丸京について「みなさんは私について白いワンピースを着ているようなイメージがあるかもしれませんが、素の私は丸京に近いです」と告白。2回連続出演となる井上小百合(蕪羅亭 魔梨威役)は「トリプルキャストで3チームとも違う個性の演技が見れると思うので、毎回驚いてくれたら嬉しい」と語った。
また、松村沙友理(防波亭 手寅役)は舞台稽古で苦労した点について「チーム『ら』のひとが共通で笑ってしまうシーンがあって、稽古中もそこでずっと笑ってしまい、練習にならず苦戦しました」とコメント。同じテーマについて、山崎怜奈(蕪羅亭 魔梨威役)は「大学の講義のあとに稽古という日もあったので、テンションの切り替えが大変でした。ましてや、普段の自分よりテンションが50倍も高い役なので……」と現役大学生アイドルならではの苦労を述べた。
女性落語家の他愛ない雑談をテーマにした漫画を原作とし、各公演ではメンバーが1人ずつ創作落語を披露する同舞台。記者から「今から落語を本気でやるとして、一番真打に近付けるかもしれないメンバーは?」という質問が飛ぶと、メンバーは一斉に能條愛未の名前を挙げるという、昨年と同じ光景が繰り広げられる一幕も(参考:乃木坂46、舞台『じょしらく』初日ゲネプロレポート)。続けて記者から「落語の一節を読み上げてほしい」と提案された能條は、緊張感に包まれながらしっかりと「まんじゅうこわい」の冒頭をしっかりと読み上げ、練習の成果を見せつけた。