SECONDWALL・YUKA×関和亮×岡崎能士が語り合う、音楽と映像とデザインの“閃き”

SECONDWALL・YUKA×関和亮×岡崎能士鼎談

「映像やグラフィックって、突然降ってくることはない」(関)

――なるほど。岡崎さんと関さんもいるので訊きたいのですが、YUKAさんは映像やキャラクターから曲作りのインスピレーションを受けることはありますか?

YUKA:ありますね。漫画やアニメ、映像がものすごく好きで、音楽を聴いているよりもそれらを見ている時間のほうが多いくらい(笑)。だから、曲を作るときも勝手に「このアニメのタイアップを作ろう」といったように、アイディアの元にすることもありますし、お2人の作品ももともと好きなものばかりだったので、今回ミニアルバムを作るうえでも「2人が手掛けたらどういうビジュアルになるんだろう」と想像しながら作業をしていたので、すごく楽しかったです。逆にお2人はどういうときにアイディアを思いつくんですか?

岡崎:何となく思いつくときもあれば、机に向かってひねり出すときもありますね。思いついたら電車の中でもペンを走らせるときもあります。

関:そう考えると、音楽と絵は近いかもしれないですね。もしかしたら僕だけかもしれませんが、映像やグラフィックって、突然降ってくることはないんですよ。ちゃんと考える時間を持って、曲を聴きながら向き合ってようやくできていくという感じですね。順番に論だてて考えていくというか。

YUKA:なるほど、勉強になります!

――最後に、冒頭で岡崎さんと関さんにキャラクターの性格付けについての話をしましたが、SECONDWALL自体は、バンドのコンセプトを含めて、どのようにコントロールしていきたいと考えますか?

YUKA:曲作りはやはりテンションに左右される部分もあるので、素の状態に近いものが一つ軸としてあって、その周りをどう肉付けしていくかが大事だと思います。だから、3曲目の「S.I.N」のような曲を軸にしつつ、さまざまなジャンルを作っていきたいし、いろんな状況や場面を表現していけたらと考えています。

(取材・文=中村拓海)

■リリース情報
SECONDWALL
3rd mini album『OVER』
発売日:2016年4月13日
価格:¥1,800(+税)
<収録曲>
1.恋の終わりに、桜舞い散る
2.OVER
3.S.I.N
4.何よりも透明で
5.君の世界を

■タイアップ情報
フジテレビドラマ「明日もきっと君に恋をする。」
出演:仁村紗和 / 真剣佑 / 柳俊太郎
※4月11日(月)9:00-FODにて配信開始
※地上波放送は5/6を予定
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2016/160411-s019.html

■関連リンク
SECONDWALL HP
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