細野晴臣と斉藤和義が『オトナの!』で“死生観”を語る 「この世は地獄なんじゃねぇかって思うようになってきた」

 12月24日放送分の『オトナの!』(TBS系)では、11月4日、11月11日放送分に続き、ゲストに斉藤和義と細野晴臣を迎え、彼らとのトークをオンエアした。

 同番組は、オトナになりきれない二人がオトナとは何か、について学んでいく、オトナに送るトークバラエティ。それぞれが考える“大人の生き方”について、司会のいとうせいこう、ユースケ・サンタマリアと語り合った。

 番組冒頭、細野が、「9月の“松本隆諸豪”みたいなコンサート(『風街レジェンド2015』)で、はっぴいえんどが新曲をやったりしたんですけど。そこで“おじいちゃんのはっぴいえんど”っていうのがあるんだなと(思った)。もう一人がいればまた新しく出来るのかなと思ったんだけど、残念ながらいないんで」と、2013年に逝去した大瀧詠一のことにも触れつつ、「それでもなお、松本隆はやる気になってきてるかなって。だから、またはっぴいえんどが始まるのかな」と、松本に再びモチベーションが芽生えていることを示唆。これに対し、いとうは「こんなことってあるんですね! ぜひ始めてくださいよ!」と熱く語り掛けると、細野は「生きてればね。死んじゃうと出来ないんで」と話した。

 続けていとうは「生きているうちに全部出しておかなきゃっていうのはありますよね」と細野に投げかけると、細野は「ありますよ。大瀧(詠一)くんが逝っちゃったじゃないですか。色んな大事なものを持って逝っちゃったから、出しておいて欲しかったなとは思うんだよね」と述べた。ここで斉藤は「自分もみんな(バンドメンバー)もいつかは死んでしまうじゃないですか。細野さんはその時のことは考えていたりするんですか?」と質問。細野は「この歳になると考えるよ。今思うと死ぬのが怖い。死がまとわりついてる感覚はあるね。自分に。過去より未来の方が少ない」と話し、続けて細野は「この世は地獄なんじゃねぇかって思うようになってきて。この世が天国みたいだったらなかなか死ねないじゃん。執着心が出てきて。世界は素晴らしいのかもしれないけど、死ぬ時は『素晴らしくなかったな』って思って死にたいというかね」と自身の死生観を語った。

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