三浦大知、デジタル上でファンや小林幸子とコラボダンス　「いろんな表現を使うことはエンターテインメントに結びつく」

　また、あわせて同プロジェクトには小林幸子が参加していることも発表された。小林も、三浦と同じく3Dスキャニング後に3Dモデルとしてデジタルデータ化され、近日公開となる予定だ。これについて三浦は「小林さんもVOCALOIDといったデジタルなものに理解が深く、いろいろなものを咀嚼してらっしゃいますが、まさか最初にコラボレーションするのがダンスとは」と驚きを隠せない様子で話した。

　イベントの終盤、三浦はプロジェクトを通して今後実現したい目標について「立体物として三浦大知のデータで実物が踊るような時代が来るのかもとワクワクします」とコメント。続けて「いろいろな表現を使うことはエンターテインメントに結びついてくると思うので、僕もアンテナを張って物作りをしていけたら面白いなと思います」と更なる方面への活動に意欲を見せ、イベントは終了した。

　最先端の技術とコラボし、メジャーのフィールドに立ちながら先鋭的な表現を行っていくと表明した三浦。今後、これらのテクノロジーを使って世界へ発信していく姿に期待したい。

（取材・文＝渡辺彰浩）

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