指原莉乃、会社経営とアイドルを語る 「『センターになりたい』人が集まったら強いけど、どんどん辞める」

 土田晃之とAKB48の指原莉乃がMCを務める深夜の番組『僕らが考える夜』(フジテレビ系)。6月4日分では、「社長」についての討論が繰り広げられた。

 同番組はAKB48のメンバーが“現代を生きる若者代表”として、ゲストや気鋭の論客と掲げられたテーマを元に議論を交わす、ソフトでポップな討論番組。今回はミッツ・マングローブとをゲストに、論客には濱野智史氏と、南原竜樹氏、兼元謙任氏を迎えて意見が交わされた。

 冒頭、番組は29歳以下の起業家数がどんどん増えていること、起業して3年以内の倒産率が47.8%だと紹介し、「社長になりたいか?」という質問からスタート。柏木由紀は「なりたくないけど、社長夫人は大歓迎!」と語ると、高城亜樹は「なれないと思う。何人かの人たちを養っていけない」とネガティブにこのテーマを捉えていた。しかし、南原の「社員が立派で社長がボケてる会社もあるし、その方が意外と大きくなったりする」という意見や、松居一代の「会社を大きくするという夢を持つという社長と、個人の資産を増やすための社長もいるし、私は社員が自分だけの会社を持っている」とフォロー。ここで阿部マリアが「社長になりたいです。カッコイイし、綺麗なマンションで夜景を見ながら食事して…」とシリアスに考える他メンバーとは対照的な意見を述べ、土田から「昭和のドラマに出てくるような社長像」とツッコまれた。続いて田名部生来が「副業でお店をやりたい。昼は喫茶店で夜はスナック」と具体的な将来像を提示すると、ミッツは「大変よ、寝る時間無くなるわよ」と心配した。

 その後、兼元は自らの会社であるオウケイウェイヴ社について「社員ひとりひとりが社長のような意識を持つようにと指導している」と語ると、南原は「そうしたらみんな出て行っちゃうよ、社長になりたいわけだから」と指摘。これに対し、指原は「確かに。『センターになりたい』っていう人が集まってくるアイドルは強そうだけど、どんどん辞めていっちゃうもんね」とアイドル話になぞらえて解釈すると、柏木は「なれないからまだいるけど(笑)」と笑いを誘った。

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