セカオワSaori、メンバー内での制作バランスについて本音 「2人を前にしていると自信を保つのが大変」

 TOKIOの山口達也が司会を務める『Rの法則』(NHKEテレ)。4月9日放送分では、ゲストにSEKAI NO OWARIを迎え、アンケートをもとにトークが繰り広げられた。

 同番組は、中高生や10代、特に女子高生が興味を持っている話題を『R’s』と呼ばれるメンバーが町に飛び出しリサーチ、テーマごとにランキングを作成。そのランキングをもとに、スタジオに集まった主に中高生と大学生の出演者が議論を展開する教育情報バラエティだ。今回、番組はSEKAI NO OWARIについて10代女子269人にアンケートを実施。歌詞や世界観など、様々な面からグループについて深掘りした。

 番組前半は「セカオワといえば?」というアンケートをもとにグループのイメージを調査。第3位には今年5年目を迎える「セカオワハウス」が挙げられ「男女が一緒に住んでるので、お風呂のぞかれたら嫌ですよね?」「誰が先に入るんですか?」といった、お風呂にまつわる質問が寄せられた。これを見たSaoriは、「混雑してバッティングすると、髪乾かすのに時間かかるから、私が先に入った方が良いでしょ?と聞きます」と語ると、DJ LOVEは「シャワー派なんです。温泉にもケータイとか持ち込みたいと思っちゃうんですよね」と語り、グループで一番長風呂だというNakajinは「長いときは1時間全身浴してラジオ聴いてます」と、それぞれの入浴法を語った。

 また、アンケートの2位には「Dragon Night」から派生した「ドラゲナイ現象」が挙げられ、番組では女子高生がトランシーバーを持っているかのように撮影したプリクラや、「めげない、しょげない、ドラゲナイ」などという言い回しが学校で流行っていることを紹介。Nakajinが「SNSでも盛り上がってるしね」とこぼすと、Fukaseは「一番蚊帳の外なのが僕ら。寂しい感じがしますよね。やるとただのライブになっちゃいますから」と、当人も予想だにしなかった盛り上がりについていけていない様子だった。また、Fukaseは同曲のテーマについて、第一次世界大戦中の1914年にあったとされている「クリスマス休戦」にインスピレーションを受けたと前置きし、「味方でも敵でも楽しめる瞬間、ニュートラルに戻って『そこまで争うものでもないのかもしれない』と思うことがあってもいいのかもしれないと思って作った」と語り、同曲を披露した。

 そしてアンケートの1位に挙げられたのは「独特な世界観」。番組からMVやライブなどでこだわりの演出を披露することが紹介されたSEKAI NO OWARIは、新アルバム『Tree』から「ムーンライトステーション」を演奏。山口が「三味線や琴はこれまでに使ったことあった?」と質問すると、Nakajinは「ないです。練習しました」と楽曲制作の裏側を明かし、Fukaseは「朝起きると隣から三味線の音が聴こえて、『日本にいる』という感じがして良かったですよ」と、独特の感想を述べた。また、『R’s』のももは同曲の歌詞について「<僕が君に言えなかったこと ありがとうを僕は忘れてた>という歌詞がありますが、感謝の気持ちをどうやったら忘れないですか?」と質問。これに対しFukaseは「永遠の課題だよね。大人につれて忘れるものだし」と語ったあと、メンバーのなかではSaoriが一番お礼を言う人だという話題に。FukaseはSaoriについて「男の人ってほめられて頑張りたいじゃないですか。それを言ってくれる子なんで、僕らもスタッフもやる気が出る」と褒めると、山口は「うちのグループも女子が居たらな~」と羨望のまなざしを送った。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト情報」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる