サザン桑田佳祐、『Mステ』でビートルズへの思いを語る「体に電気が走って、人生が変わった」

 また、番組では今回の『春の応援ソングスペシャル』にちなんで、出演者が選んだ応援ソングを紹介。ゆずの北川はサザンオールスターズの「素敵な夢を叶えましょう」を挙げ、その理由について「ちょうどデビューして2年目くらいで、環境や仲間が変わった時にこの曲ばかりを聴いて励まされた」と語った。これに対し、桑田佳祐は「テレビで初めて共演したときは、こんな立派な人になるとは考えもしなかった。お笑い芸人だと思ったから」と北川のことをユーモラスに語った。その後、ゆずはデビュー前から歌っている春の歌「春風」をじっくりと歌い上げた。

 6番手であり、同番組初登場となった和楽器バンドについて、番組は「名曲『千本桜』」「メンバーが師範クラス」「世界で注目」という3つのキーワードを交えて紹介。凄腕のミュージシャンとボーカリストによって結成された同バンドは、初音ミクのカバー曲であり、自身の代表曲「千本桜」を演奏した。7番手の東方神起は、自分たちの応援ソングに福山雅治の「桜坂」を挙げ、ユンホは「<夢は今も 夢のままで>というフレーズが好き」と語ったあと、新曲「サクラミチ」を歌い上げた。

 『春の応援ソングスペシャル』のコーナーでは、先日卒業を発表したAKB48の川栄李奈が、AKB48の「ここがロドスだ、ここで跳べ!」を挙げ、その理由について「現実は辛いけど自分なりに頑張れというメッセージが込もっていて心に響いた」と、自身の状況と重ね合わせていることを明かした。また、8番手に登場した三代目 J Soul Brothersは、登坂広臣が『春の応援ソング』にケツメイシの「さくら」を挙げ、同曲の思い出について「美容師学校を卒業する間近に、美容師になるのが嫌だった時期があって、よくこの曲をカラオケで友達と合唱してた」と明かした。その後、三代目 J Soul Brothersがこの日歌うヒット曲「R.Y.U.S.E.I.」について、タモリは「曲中のランニングマンって、どうやって思いついたの?」と質問。これに対し、振り付けを担当したELLYが「7人で間奏で踊れる振りをと思った。やってみたらボーカルの方が上手くて焦りました(笑)」と語り、同曲を披露した。

 9番手の福山雅治は、自身の応援ソングに浜田省吾の「Midnight Blue Train」を挙げ、その理由として「高校生のころから浜省さんが好きだったこともあり、上京するなら『寝台特急(Midnight Blue Train)しかない』と思ってた。当時の全財産20万を靴下に入れて取られないようにしていた」と語ると、鉄道好きのタモリがこれに反応。ディープな電車話を繰り広げ、福山は新曲「何度でも花が咲くように私を生きよう」を熱唱した。

 番組内のVTRで速水もこみちから『桜』を応援ソングとして挙げられたコブクロは、小渕健太郎が同曲について「会社員時代に、黒田(俊介)に『曲作れないですか?』と言われて作って、一度は黒田にあげたもの。京都にある丸山公園のしだれ桜を毎年写真に撮っていたんです。すると、年によってすごく咲くときと、そこまで咲かないときがあるから、この曲の桜は切ないイメージがある」と、明確なモデルがあったことを述べ、同曲と最新曲「奇跡」を歌い上げた。

 続いて、サザンオールスターズの出番では、桑田佳祐が自身の応援ソングとしてビートルズの「ミスター・ムーンライト」を紹介。その理由について「1966年に初来日したときに、空港から都内までの首都高をパトカーが先導している映像が放送されて、急に映像が切れたと思ったらこの曲が流れてきた。その時に体に電気が走って、人生が変わりましたね」と語り、当時桑田にビートルズを聴かせた姉について「頑張って勉強して、海外アーティストの通訳になったけど、ジョン・レノンと結婚する夢は破れていました」とその後を明かし、新アルバム『葡萄』からの楽曲「アロエ」「はっぴいえんど」「東京VICTORY」を披露した。

 各アーティストの心に残っている一曲が明らかになった今回の放送。次回は4月27日のオンエアとなる予定だ。

(文=向原康太)

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