ヒャダイン、『音楽作家塾』のガチぶりに驚愕「テレビ番組としてOKなのでしょうか?」

 氣志團の綾小路翔とヒャダインが司会を務める音楽バラエティー番組『musicるTV』(テレビ朝日系)の7月15日放送回で、「ミリオン連発音楽作家塾 第一期」の6回目と、第二期の2回目が放送された。

 同企画は、音楽機材やネット環境が充実した近年、急増している音楽作家志願者にスポットを当て、未来のミリオン作家を発掘する「音楽作家オーディション」。第一期の講師には、これまで浜崎あゆみ「Daybreak(CREA+D.A.Iとの共作)」や乃木坂46「やさしさなら間に合ってる」などを手掛けた松田純一を迎え、「May J.にヒットするシングル曲を提供させる」ことをゴールとし、塾生はさまざまな課題をもとに作曲を行った。

 これまでの放送では「扇子をテーマに1時間で2曲を作る」といったテーマや、「カップ麺の作り方に曲を付ける」など課題をクリアし、12名の塾生を3名に絞り込んだ。さらに、前回(7月8日)放送分では、May J.から「『自分を信じる』『絶対に夢を掴む』『信念を貫く』『辛い時期も踏ん張る』というテーマで作曲をしてください」という最終課題が発表され、小熊雄二、雪乃キナ、松浦勇気の3人がそれぞれ楽曲を制作した。

 番組前半では、エイベックス本社でMay J.本人とスタッフ、松田が3人の楽曲を聴き比べ、選考会議を行う様子が放送された。それぞれの楽曲について、「夢を目指していくことの強さがメロディから感じられない」や「情報量が多くて狙いすぎ」「ちょっと印象に残りにくい」という感想が飛び交い、全員が渋い表情を浮かべながら会議は終了。その後、塾生3名が別室に呼び出され、講師の松田から「全て不採用になった」という選考結果が伝えられた。

 この結果に対し、ヒャダインが「テレビ番組としてOKなのでしょうか?」と、番組の今後を心配すると、綾小路が「僕がMay J.のスタッフだったとしたら、同じことを言っていたと思う」とフォロー。続けてヒャダインが「テレビ番組が絡んでいて、締切が決まっているから『8月13日までにこの曲しか出なかったからいいや』となりそうなところで、妥協を許さないMay J.チームにはプロフェッショナリズムがある」と制作チームを評した。また、3人が書いた歌詞については、綾小路が「全員クソつまらない。今まで8億回くらい使われてる」と苦言を呈した。

 これで全て終わったかに見えた第一期の放送だったが、小熊だけが松田から呼び止められ、何も知らされずタクシーで芝浦スタジオまで連れ去られた。そこにはツアーリハーサルを行うMay J.の姿があり、彼女から「今回のシングルでは残念なことになってしまいましたけど、私は小熊さんと一緒に曲を作りたいという気持ちはあるんですね」と語られたところで次回へ持越しとなった。

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