グラミー賞で再注目のファレル・ウィリアムス 8年ぶりにソロアルバムを発表
ファレル・ウィリアムスが、コロンビア・レコードからの移籍第一弾作品となるソロアルバム『ガ―ル』を3月3日に全世界リリースすることが発表された(なお国内盤はソ二―・ミュージックジャパンインターナショナルより4月に発売予定)。
同アルバムに収録される最新シングル『ハッピー』は現在米iTunesトップ・ソングチャート1位を始め、他全世界175カ国で1位を記録、最新の全米シングルチャートでは2位となっている。同曲はさらに3月2日に発表される第86回アカデミー賞で「最優秀オリジナル・ソング(Music Original Song)」部門にノミネートされ、ファレルはこの式典でもパフォーマンスする予定とのことだ。
1月末に発表されたグラミー賞授賞式では、ダフト・パンク、ナイル・ロジャースと共に「Get Lucky」のライブ・パフォーマンスを披露し、一躍世界中の注目の的となったファレル・ウィリアムス。現在、彼はロンドンに滞在中で、先日行われたBRIT Awardsではこの『ハッピー』をパフォーマンスして話題を呼んでいるほか、先週の日曜日に行われた全米一大イベント、NBA オール・スター・ゲームのこけら落としとして、彼のこれまでのヒット曲のメドレー・パフォーマンスを披露して話題となった。
なお、この度発表されたアルバム『ガール』の発売に際し、ファレルは以下のようにコメントしている。
「コロンビア・レコードからアルバム制作に関する話をもらった時、3つの事が頭に浮かんだんだ。1つ目は僕がいつも夢見ていたアルバムをパートナーとして一緒に制作することに興味を示してくれたということに関して、ものすごく光栄に感じたということ。2つ目は(アルバムは)にぎやかで、緊急性のある感じがしなければならないということ。3つめはすぐに『ガール』ってタイトルにしようと思った事。みんな気に入ってくれるとうれしいね」
1994年に音楽プロデュースグループ、ネプチューンズとしてキャリアをスタートさせたファレル・ウィリアムスは、2002年にヒップホップ・ロックグループのN*E*R*Dを結成。N*E*R*Dの1stアルバム『イン・サーチ・オブ』がヒットするが、2ndアルバム『フライ・オア・ダイ』発表後、ヴァージン・レコードと契約でもめて、事実上の活動停止に(2008年よりインタースコープ・レコードに移籍し、活動再開)。2006年にはソロ・アルバム『イン・マイ・マインド』を発表するが、その後しばらくソロとしての作品発表はなかった。しかし2013年にはダフトパンクやロビン・シックとのコラボで注目を集めるようになり、今回、実に8年ぶりにアルバムをリリースすることとなった。まさに待望のアルバムと言える作品だけに、大きな話題を呼びそうだ。
■リリース情報
『ガール』
iTunesより2014年3月3日発売予定。
iTunes
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