日本上陸の正式発表は21日に持ち越しか Spotify基調講演速報レポート

 ソーシャルメディアの動向と拡大を探るイベント「ソーシャルメディア・ウィーク2014」が始まった。初日となる2月17日は日本進出が間近と噂されている定額聴き放題ストリーミングサービスSpotifyのキーノートが行われることもあり、メディア関係者のみならず音楽関係者や一般の来場者で会場は満席。果たして日本でのサービスインが発表されるのか。スポティファイジャパン株式会社で代表を務めるハネス・グレー氏の講演の模様をお伝えする。

 今回のキーノート「Soundtrack your Brand」は4部構成。それぞれ「The Music Experience」「What’s Spotify?」「How’s it going?」「Brands & Music」という題目で講演は進んだ。まずは「The Music Experience」から。ここでは人々の生活の中でいかに音楽が重要な位置を占めているかが各種データを元に説明される。日本での調査によると趣味娯楽のうちトップとなる56%を占めるのが音楽。89%の人が日常の中で能動的に音楽を楽しみ、そのうち半数は自宅で、3分の1が外出中など移動時に音楽を聴いていることが発表された。聴きたい曲をどうやって見つけるか、またどこにいても音楽を楽しむにはどうすればいいか。そこで重要になるのはプラットフォームだと締めくくられ、次の「What’s Spotify?」へと話は続けられた。

 「What’s Spotify?」で行われたのは主にSpotifyの紹介。場所を表す「Spot」と個人を表す「identify」の造語であるSpotifyは2000万曲以上の中からいつでもどこにいても好みの楽曲を聴くことができるストリーミングサービス。これまでリアルサウンドでは幾度と無くSpotifyについて取り上げてきたのでその詳細は省くが、フェイスブックと2年前からコラボレーションをスタートさせ今では毎日6000万件のポスティングが行われることや、ソニーやオンキョーなどのハードメーカーともパートナーシップを結んでいることなどが講演では話に挙がった。

 続く「How’s it going?」ではSpotifyの現状について話が進む。現在Spotifyはサービスを提供している55カ国で2400万人の無料会員と600万人の有料会員を抱え、その数は急スピードで成長を続けているという。毎日200万本のプレイリストが作成されることや、1日あたりの利用時間が一人あたり平均100分といったことも紹介された。また コンテンツにお金を払わないと言われている「ロストジェネレーション」と呼ばれる29歳以下のユーザーがSpotify会員の半数以上を占めることや、昨年は5億ドルの利益を音楽業界にもたらしたこと、サービス立ち上げからだと10億ドルを超えることなども説明された。

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