岡田奈々「この先の活動も歌も諦めかけていた」 暗闇から這い上がった今、確立した表現と『Contrust』
岡田奈々がニューアルバム『Contrust』をリリースした。「con(ともに)」「trust(信じる)」という単語を合わせた本作…
岡田奈々のシングルに「女学生」という曲がある。彼女がデビューした70年代には、まだ"女子高生"はいなかった。いたのは"女学生"だった。
当時のリアルタイムな空気を知らない者にはイメージでしかないが、岡田奈々は、70年代的な女学生の良さを感じ取らせてくれる。楚々とした雰囲気と、まっすぐ前を向いてる凛々しさと。ちなみに「女学生」は、定期入れにしのばせた片思い相手の写真を友達に見られて奪い合ったり、その彼がバスを待ってる姿を遠くから見つめてたりする世界だ。このはじらいが何ともいえない。
他の曲も「くちづけ」「青春の坂道」「若い季節」など、文芸的な香りのタイトルが多い。松本隆、都倉俊一、森田公一と、当時を代表する歌謡曲作家が作詞・作曲に名前を連ねていて。特に「青春の坂道」は、アイドル・ポップスの古典的名作だ。淋しくなった時、"君"と会えそうな気がして坂道の古本屋を訪ねる、という世界。<青春は長い坂を登るようです/誰でも息を切らし一人立ち止まる>という直球なサビ。"女子高生"は<青春>という言葉だけで笑うのかもしれない。でも、岡田奈々の歌は気負って重いでもなく、クールで軽いでもなく、ひたむきな"女学生"の日常を、ただただ普通に伝えてくる。
女優としては、『俺たちの旅』のオメダの妹などバイ・プレーヤーとして長く活躍を続けている。77年には、今でいうストーカー的なファンに自宅に押し入られ、手首を切られる災難に遭ったりも。
長い黒髪。小さなアゴにスラッとした首筋。21世紀のスタンダードに照らしても、相当な美形だろう。そのわりには地味な存在だが、下敷きに雑誌の切り抜き写真を入れられるアイドルとしては、1・2を争っていたという。 (斉藤貴志)
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