生瀬勝久×池谷のぶえ×野内まる×岩崎う大×朝加真由美、朝ドラ『ばけばけ』出演決定

朝ドラ『ばけばけ』新キャストに生瀬勝久ら

 2025年度後期(大阪制作)NHK連続テレビ小説『ばけばけ』に、生瀬勝久、池谷のぶえ、野内まる、岩崎う大、朝加真由美が出演することが発表された。

 朝ドラ第113作目となる本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツをモデルにした物語。外国人の夫、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代者として語り紡いだ夫婦の姿が描かれる。主人公・松野トキを連続テレビ小説初出演となる髙石あかり、トキの夫ヘブン役をトミー・バストウが演じる。

 新たに発表された5名が演じるのは、トキ(髙石あかり)と共に松江で暮らす人々。

 生瀬が演じるのは、花田旅館の主人・花田平太。松江でヘブン(トミー・バストウ)が寄宿することになる花田旅館の主人で、しじみ売りに訪れるトキとも親しく、あたたかく見守る。人情味はあるが、つい余計なひと言で波風を立ててしまうことも。

 池谷が演じるのは、平太(生瀬勝久)と共に花田旅館を切り盛りする女将・花田ツル。トキのことをとてもかわいがっている。カラッとしたたくましさが、トキの心の支えになっている。

 野内が演じるのは、花田旅館で、ヘブンの世話をすることになる女中・ウメ。おっとりとしていて、マイペースな性格。初めての外国人にも物おじせず接する。

 岩崎が演じるのは、松江新報の自称・敏腕記者の梶谷吾郎。来日したヘブンに密着する。調子がよく、小さなネタをもビッグニュースに仕立て上げる。

 朝加が演じるのは、トキの祖父・勘右衛門(小日向文世)がかわいがっている近所の子の祖母・上野タツ。時々、天国長屋にやってきて、勘右衛門のよき話し相手となる。

 なお、野内と朝加は本作が初の朝ドラ出演となる。

コメント

生瀬勝久(花田平太役)

今回、花田旅館の主人を演じます。前回『ブギウギ』の際は標準語を話す役でしたので、今回は関西ことばかなと思っていたら、出雲ことばでした。出雲ことばは難しいので、とても苦労しています。
妻・ツル役の池谷のぶえさんとはこれまで共演も多いので、演じていて楽しいですし、シーンが豊かになる感じがします。ツルとともに、おトキの悩みを聞いたり、ヘブンさんが松江にやってきて、てんやわんやしたりしています。外国語はもちろんわからないので、外国人が来たら日本人は当時どうなっていたか、という典型的な人だと思います。おトキがどうなるのか、ヘブンさんがどうなるのか、最後まで見届けてください。
花田旅館のシーンが、『ばけばけ』の中で一服の清涼剤になればと思います。

池谷のぶえ(花田ツル役)

おトキちゃんがヘブン先生と出会う場所となる花田旅館、その旅館を切り盛りする女将、花田ツル役で参加させていただきます。花田旅館主人の平太(生瀬勝久)、女中のウメ(野内まる)ともども、おトキちゃんとヘブン先生が紡ぐ物語に彩りを添えられる場所、存在になれればと思っています。
おトキちゃんの身の回りを心配しながらも、ワチャワチャ楽しいやりとりも満載です。お楽しみ下さい。

野内まる(ウメ役)※連続テレビ小説初出演

ヘブン先生が松江に来て初めて訪れる宿、花田旅館の女中・ウメを演じさせていただきます。
みんなからは「おウメ」と呼ばれていて、一見ぽけーっとしているように見えるかもしれませんが、働き者で、明るく優しい子です。初の朝ドラで挑戦も盛りだくさんなので緊張していますが、『ばけばけ』の一員になれることを心から光栄に思います。
愉快な花田旅館の様子を、皆さまの朝にお届けできるよう、懸命に取り組んでまいります。

岩崎う大(梶谷吾郎)※連続テレビ小説初出演

朝ドラに出られるという時点でうれしかったのですが、出番も結構多く、今まで人生頑張った甲斐があったと思いました。
私の役、梶谷は新聞記者なのですが、当時の新聞記者は今よりもだいぶ荒かったそうで、当時のエネルギーを想像しながら楽しく演じております。
コメディー要素の多いお話なので、少しでもお役に立たないとですね。周りもおもしろい方ばかりで撮影は毎回エキサイティングです。あ!出雲ことばも頑張ってますので、ぜひご注目頂きたいです。

朝加真由美(上野タツ役)

朝、私の1日の始まりは朝ドラです。『ばけばけ』に出演させていただけることが決まった時は、本当に嬉しくて、思わず「バンザーイ!」と声をあげてしまいました。
勘右衛門さんの良きお話相手になる・上野タツを演じます。これから松野家とどのように関わるのか、今後の展開に私もウキウキワクワク、そんな気持ちを皆さんとも分かち合えたら嬉しいです。どうぞお楽しみに!

橋爪國臣(制作統括)

花田旅館の撮影は、いつも笑いが絶えない明るい現場です。
旅館の主人・平太は生瀬勝久さん。『ブギウギ』に続いて出演していただきました。一癖も二 癖もある役柄を、期待を裏切らない見事な演技で、実に味わい深く演じてくださっていま す。
女将・ツル役の池谷のぶえさんは、いつかまたご一緒したいと熱望していた俳優さんです。 そこにいるだけで周囲をひきつける独特の存在感は、さすがの一言です。
女中・ウメ役の野内まるさんは、確かな演技力と、どこかミステリアスな雰囲気を持ち、彼女にしかできない絶妙な間で物語にアクセントを加えてくれています。
この芝居巧者な3人が織りなす花田旅館でのやり取りは、飛び抜けて面白いものになっています。トキやヘブン先生、錦織さんにとっては、さまざまな出来事に遭遇しながらも、温か く支えられ、時に共に戦ってくれる、かけがえのない場所となっていきます。
神出鬼没の新聞記者・梶谷役は、かもめんたるの岩崎う大さんです。時にはトキの味方とな り、またある時には敵対する。本心が読めない言動の裏には、彼なりの確固たる信念が貫か れています。難しい役どころですが、岩崎さんならではのユニークなアプローチで、非常に 魅力的なキャラクターになっています。
トキたちが暮らす長屋に、時折ふらりと訪れ、勘右衛門の話し相手となる上野タツ役は朝加 真由美さんです。朝加さんと小日向さんの心温まる愛らしい掛け合いは、物語にすてきな和 みをもたらしてくれます。彼らが松野家にどのような影響を与えていくのか、どうぞご期待 ください。

■放送情報
2025年度後期 NHK連続テレビ小説『ばけばけ』
9月29日(月)スタート 毎週月曜から金曜8:00〜8:15放送/毎週月曜〜金曜12:45〜13:00再放送
BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜8:15〜9:30再放送
BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:髙石あかり、トミー・バストウ、吉沢亮、岡部たかし、池脇千鶴、小日向文世、寛一郎、円井わん、さとうほなみ、佐野史郎、北川景子、シャーロット・ケイト・フォックス
作:ふじきみつ彦
音楽:牛尾憲輔
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
制作統括:橋爪國臣
プロデューサー:田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
演出:村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史
写真提供=NHK

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