『奪い愛、真夏』第2話にして泥沼展開 高橋メアリージュンが“鬼の形相”で存在感を発揮

『奪い愛、真夏』第2話にして泥沼展開

 松本まりかが主演を務め、安田顕が共演する金曜ナイトドラマ『奪い愛、真夏』(テレビ朝日系)が、第2話ですでに泥沼展開を迎えている。

  今回の『奪い愛』シリーズは、“タイムリープ不倫”。真夏(松本まりか)は時夢(安田顕)とのキス写真を撮られてしまい窮地に陥ったところで、母・三子(水野美紀)の形見である腕時計が逆回転を始めタイムリープし、真夏はもう一度“知っている”朝から1日をやり直すのだった。

 第2話で存在感を発揮させるのが、時夢の妻・未来(高橋メアリージュン)だ。真夏はタイムリープした時間軸から必死にキス回避を成功させるものの、仕事で訪れたキャンプ場で川に溺れた子供を助けたのを引き換えにして、真夏自身が溺れてしまう。そこにライフセービングのバイト経験がある時夢が川に飛び込み、救命として人口呼吸、つまりはキスをしてしまうのだ。

 キスの運命から逃れられない真夏と時夢。そんな2人の一部始終を、真夏と時夢の同僚であり、未来の妹である花火(森香澄)がスマホで撮影。あろうことかその動画を未来に見せてしまうのだ。その時、すでに未来は真夏と対面済みであり、サザンオールスターズ「真夏の果実」が大好きな曲であることや時夢とののろけを自信たっぷりに語った後だった。まさかその女性が夫の不倫相手とは知らずに。

 一方の真夏と時夢は、誰もいない会社の資料室が老朽化により暗闇となり、キス寸前のゼロ距離まで急接近していた。花火のリークで会社へと向かう未来。警備員から2人で地下に向かったことを聞くと、ついに未来の笑みが消え、鬼の形相へと変貌を遂げる。嗅覚を頼りにしたほぼ野生の勘で真夏と時夢のいる資料室へと近づいていく姿といい、おどろおどろしい効果音といい、もはやホラーの様相を呈している。

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「リキャップ」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる