『奪い愛、真夏』第2話にして泥沼展開 高橋メアリージュンが“鬼の形相”で存在感を発揮

高橋メアリージュンといえば、『新空港占拠』(日本テレビ系/2024年)での武装集団“獣”のリーダー“龍”を演じていたことでも知られているが、表情的には『奪い愛、真夏』の未来のほうが遥かに悪役に見えてしまう。いや、立場的には不倫される側で、悪いのは真夏と時夢のほうなのだが、ドラマのキービジュアルにも表れているように、完全に未来がヴィラン側として描かれているのは確かだ。
真夏は時夢とのキスをなんとか抑制し、未来がやってくる前に資料室を抜け出すことに成功(「どうやって……?」と思ってしまうのは野暮だろう)。翌朝、時夢がリビングに降りると、未来の画家アシスタント・氷室(谷原七音)が描いた真夏の絵画が置いてあり、時夢は驚愕する。絵の唇は、未来が染めた嫉妬心いっぱいの真紅。時夢が昨夜の出来事を思い返している後ろには、いつの間にか未来が不適な笑みを浮かべ立っているのだ。
第3話では、PR部長の菅(石井正則)にまで真夏と時夢の関係性がバレ、未来の嫉妬心はさらに膨らんでいくばかり。「ドッカーン」を決めセリフに、初回からかき乱し続けている炎上仕掛け人の花火が、第3話でも暗躍。森香澄にとって俳優としてのハマり役になっている印象だ。
さまざまな登場人物たちが愛を奪い合う“激しくも切ないドロキュン恋愛ドラマ”『奪い愛』シリーズの最新作。結婚までも約束した最愛の恋人と不倫の末に別れた主人公の恋模様を描く。
■放送情報
金曜ナイトドラマ『奪い愛、真夏』
テレビ朝日系にて、毎週金曜23:15~24:15放送
出演:松本まりか、安田顕、高橋メアリージュン、森香澄、白濱亜嵐、石井正則、石山順征、谷原七音、水野美紀
脚本:鈴木おさむ
演出:樹下直美、上田迅
ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:川島誠史(テレビ朝日)、神通勉(MMJ)、小路美智子(MMJ)
音楽:沢田完
主題歌:安田レイ「BROKEN GLASS」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
制作:テレビ朝日、MMJ
©テレビ朝日
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