永尾柚乃が斎藤工に「子供か!」 『誘拐の日』凛を狙う“謎の男”の登場で怒涛の展開に

一方、物語は病院側の内部にも深く踏み込んでいく。凛の父が院長を務めていた栄進記念病院。その大叔父であり副理事長の七瀬富雄(長谷川初範)のもとには、冷静沈着な弁護士・山崎忠(深澤辰哉)が控え、院長に関連する人物として水原由紀子(内田有紀)の名が浮上する。彼女は新薬開発を支援する財団の理事長であり、10億円に及ぶ院長の資金移動に関係していると見られている。さらにゴシップ誌が、新庄による誘拐事件をスクープ。それは警察に共有されていた防犯カメラの映像が外部に漏れた可能性を示唆する。それは警察なのか、それとも病院なのかは分からないが、確実に言えるのは内部に裏切り者がいるということだ。だが、現時点では“誰が味方で、誰が敵なのか”さえ分からない状況。登場人物全員が怪しく思えてくる。

そんな中、新庄と凛は汐里と会うため、芽生が入院している病院へ向かう。警察の目をかいくぐり、ようやく病室にたどり着いた新庄に、看護師が語ったのは意外な事実だった。長らく滞納していた入院費が、最近になって“誰か”によって支払われていたというのだ。しかも、汐里の姿を知る職員は誰一人としていない。そうこうしているうちに須之内に凛と一緒にいるところを見つかり、病院内を逃げることになった新庄。だが、その際に最適なルートを瞬時に判断して先導する凛の機転は見事だった。なんて頼りになる子どもだろう。行き当たりばったりの大人(新庄)より、よほど頼りになる8歳――それが凛だ。

やがて、凛を狙う謎の男・鮫洲豪紀(栄信)が姿を現す。追い詰められる中、彼女を救ったのは、行方をくらませていた汐里だった。彼女はなぜ再び現れたのか。そして、なぜ凛に執着するのか。まだすべては明かされていない。果たしてこの逃避行は、ただの逃げ道で終わるのか。それともその先には希望が待っているのか。たとえ始まりが嘘であっても、2人の行方にはほんの小さな光が差し込むことを願いたい。
韓国のスタジオ・ASTORYが2023年に製作した連続ドラマを原作としたヒューマンミステリー。心やさしきマヌケな誘拐犯と記憶喪失の天才少女が異色タッグを結成し、次々と襲いかかる危機を乗りこえながら犯人捜し&逃亡劇を繰り広げる。
■放送情報
『誘拐の日』
テレビ朝日系にて、毎週金曜21:00〜21:54放送
出演:斎藤工、永尾柚乃、深澤辰哉、江口洋介、内田有紀、安達祐実、鈴木浩介、長谷川初範、望海風斗、佐藤寛太
原作:『誘拐の日』©ASTORY & KT Studiogenie/脚本 キム・ジェヨン
脚本:丑尾健太郎
監督:深川栄洋、片山修
音楽:長岡成貢
主題歌:yama「us」
ゼネラルプロデューサー:大江達樹(テレビ朝日)
プロデューサー:峰島あゆみ(テレビ朝日)、菊池誠(アズバーズ)
制作協力:アズバーズ
©︎テレビ朝日
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