『ごくせん』に『野ブタ。』、令和の『神説教』まで “スターの登竜門”学園ドラマの歴史

『表参道高校合唱部!』『3年A組』 朝ドラヒロインたちを産んだドラマ
『あんぱん』は今田美桜の集大成だ 『3年A組』『おかえりモネ』で築き上げた確かな表現力
NHK連続テレビ小説『あんぱん』も第8週に入り、朝田のぶ(今田美桜)は御免与尋常小学校の教師になって1年半。20歳の風圧を浴び、…2015年の『表参道高校合唱部!』(TBS系)はいまもなお、ドラマファンの間で語り継がれる名作だ。約1000人のオーディションの中から選ばれた合唱部のメンバーには、芳根京子、志尊淳、吉本実憂、森川葵、堀井新太、高杉真宙、萩原みのりが選ばれたほか、葵わかなや赤楚衛二も登場する。本作で連続ドラマ初主演を果たした芳根は、翌年の朝ドラ『べっぴんさん』(2016年度後期)でヒロインに抜擢され、主人公の友人を演じた葵も『わろてんか』(2017年度後期)でヒロインを演じている。
同じく多くの朝ドラヒロインを生んだドラマとして、ふたたび注目されているのが2019年の学園サスペンスドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)。教師・柊一颯(菅田将暉)が、卒業までの10日間、担当する3年A組の生徒たちを“人質”に取り、ある日突然命を絶った生徒・景山澪奈(上白石萌歌)の死の真相を追う物語だ。キャストには、朝ドラ『半分、青い。』(2018年度前期)の永野芽郁を筆頭に、のちの朝ドラヒロインとなる『カムカムエヴリバディ』(2021年度後期)の川栄李奈、『舞いあがれ!』(2022年度後期)の福原遥、そして現在放送中の『あんぱん』でヒロインを務める今田美桜が名を連ねる。また、堀田真由、森七菜、望月歩、富田望生、神尾楓珠、萩原利久といった若手実力派俳優も多く、当時のスター候補たちが一堂に会した豪華な布陣だ。
かつて学園ドラマに出演していた若手俳優たちは、いまや多くの作品の看板を背負う存在へと成長している。『黒の女教師』(TBS系)や『35歳の高校生』(日本テレビ系)の出演を経て、朝ドラ『わろてんか』で確かな爪痕を残し、『神説教』で主演を飾る広瀬アリスもその一人だ。若手俳優たちの“未完成な魅力”を映し出す学園ドラマ。その貴重な一瞬一瞬を、しっかりと目に焼きつけたい。
『となりのナースエイド』『イップス』などのオークラが脚本を手掛ける、進学校を舞台とした完全オリジナル作品。他人と本音でぶつかり合えない大人たちに送る新たな学園ドラマ。初の教師役となる広瀬アリスが主演を務める。
■放送情報
『なんで私が神説教』
日本テレビ系にて、毎週土曜21:00〜放送
出演:広瀬アリス、渡辺翔太(Snow Man)、岡崎紗絵、野呂佳代、小手伸也、伊藤淳史、木村佳乃、堀内敬子
脚本:オークラ
演出:内田 秀実、南雲聖一ほか
チーフプロデューサー:荻野哲弘
プロデューサー:藤森真実、白石香織(AX-ON)
音楽:横山克
制作協力:日テレアックスオン
©日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/kamisekkyou/
公式X(旧Twitter):https://x.com/kamisekkyo_ntv
公式Instagram:https://www.instagram.com/kamisekkyo_ntv
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@kamisekkyo_ntv























