2025.05.31 11:30

『なんで私が神説教』生徒役で注目　清乃あさ姫、念願の学園ドラマ出演を経て目指す場所

　日本テレビ系で放送中の土曜ドラマ『なんで私が神説教』。同作でクラスの一軍グループのリーダー・綿貫陽奈を演じているのは、NHK大河ドラマ『どうする家康』や『クジャクのダンス、誰が見た？』（TBS系）などへの出演で知られる清乃あさ姫だ。第1話での熱演で話題を集めた彼女に、事務所の先輩である広瀬アリス＆広瀬すずから学んだことや、『なんで私が神説教』の撮影エピソード、そして演技を始めたきっかけなどについて語ってもらった。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

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“事務所の先輩”広瀬アリス＆広瀬すずから学んだこと

ーー1月期に放送された『クジャクのダンス、誰が見た？』では、事務所の先輩である広瀬すずさんとの共演シーンもありましたよね。実際に共演してみていかがでしたか？

清乃あさ姫（以下、清乃）：今までゆっくりお話できる機会がなかったので、いろいろなことをお話しできてすごく嬉しかったです。

ーー事務所でお会いする機会はあまりないんですか？

清乃：ちょこちょこあるのですが、みんなで一緒にという感じで、ゆっくり2人でお話できたことはなくて。なので、すごくいい機会でした。

ーー何かアドバイスはもらいましたか？

清乃：やっぱり、見て学ぶことが多かったです。お芝居は言うまでもなく素晴らしい上に、立ち振る舞いも素敵なんです。たとえば、ロケバスで2人でしゃべっていたとき、バスの運転手さんが気を遣ってカーテンを閉めてくれたんです。そしたら、すずさんが秒速で「ありがとうございます」とおっしゃっていて。そういうふうに、些細なところにも感謝を忘れないところは、絶対に見習わなきゃいけないなと思いました。すずさんは、スタッフさんが小道具を直しに来てくれたときも、毎回「ありがとうございます」と感謝を伝えるんです。

ーー『なんで私が神説教』では、広瀬アリスさんと共演されています。アリスさんとはどのようなお話を？

清乃：アリスさんとは、事務所の先輩のなかで一番多く共演させていただいています。アリスさんは人見知りらしく、何回か共演させていただくうちにだんだん関係値が縮まってきて。この間、初めて「あさ姫！」って呼び捨てしてくれたんです！　嬉しすぎてニヤニヤしちゃいました（笑）。アリスさんは、明るくて優しくて、本当にテレビで見ているままというか。みんなが疲れてきたタイミングで、空気を変えるために面白いことを言ってくれたり。人に好かれる人って、こういう人を指すんだろうなって。あと、アリスさんもすずさんと同じく、スタッフの方に対する気遣いがすごいんです。スタッフさんが荷物を運んでいたら、一緒にお手伝いをしたり。そういう背中を見ていると、「自分もやらなきゃ！」と思わされます。

ーー高校が舞台のドラマということで、同世代の共演者も多いですよね。

清乃：はい。小さい頃からお芝居をしている子もいて、学ぶことが多いです。みんな同世代だからこそ、いい影響を与え合えるというか。それこそ、アリスさんも出演されていた『35歳の高校生』（日本テレビ系）が大好きで、このお仕事を始めたときから「学園ドラマに出たい！」と言ってきたのですごく嬉しいです。撮影現場もみんな仲が良くて楽しいです。

ーー清乃さんが演じている綿貫陽奈の印象を教えてください。

清乃：クラスの一軍リーダーで、友達といることが大好きなのですが、自分を客観視できていないところがあって。いじりの度が過ぎて、いじめっぽくなっちゃうというか。リアルにいるかもしれない役だなぁと思いながら演じています。