乃木坂46 井上和、『豊臣兄弟!』茶々はこれ以上ない適役 北川景子超えの“妖艶さ”にも期待

井上和、『豊臣兄弟!』茶々役への期待

 2026年に放送されるNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の茶々役に、乃木坂46の井上和が抜擢された。

 井上は、3月21日に放送されたドラマ『スプリング!』(テレビ朝日系)で初の地上波ドラマ主演を務めたばかり。それがなんと翌年には大河ドラマに出演するというのだから、乃木坂46でも過去に類を見ないほどの躍進だ。

 乃木坂46で大河ドラマに出演した人物といえば久保史緒里。久保は2021年6月に上演された、ヨーロッパ企画の上田誠による『夜は短し歩けよ乙女』、2022年に上演されたパルコ・プロデュース2022舞台『桜文』、2022年公開の映画『左様なら今晩は』など舞台や映画などで実績を残し、2023年に大河ドラマ『どうする家康』への出演を果たした。

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 大河でも爪痕を残した久保は、現在役者としてのキャリアを一段と伸ばしている。直近では2月公開の映画『誰よりもつよく抱きしめて』、3月公開の映画『ネムルバカ』のどちらも主演を務めており、今やグループにおける演技派の筆頭といえる存在だ。

 その久保も乃木坂46で言えば3期生。久保自身も1期生の西野七瀬や白石麻衣、生田絵梨花などグループの先輩たちが切り開いてきた道を辿り、演技という坂道を登り続けてきたわけで、5期生にあたる井上もその先輩たちの軌跡を歩んでいる形だ。それでもこの短いスパンでの駆け上がり方には驚きだ。

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 井上自身も「私の所属する乃木坂46の先輩、久保史緒里さんの出演されていた『どうする家康』を視聴者として見ていて、画面の中で生きる先輩の姿に、いつか私も同じように活躍したいなと思っていました」(※1)と語っているように、大河は“いつか”の目標であったのだろう。乃木坂に5期生が加入したのは2022年。『どうする家康』の放送が2023年であり、まさかその2年後に大河出演の切符を掴み取るとは、自身ですら想像できなかったはずだ。

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