『ジャガイモ研究所』ベクホがミギョンに告白 『ソンジェ背負って走れ』キスシーンも話題に

ミギョンを挟んでベクホと、元カレのギセがジェラシーの火花を散らすのかと思いきや、ギセの元妻ヒジンの登場により、三角関係ならぬ四角関係もありうるのだろうか。これまで明かされているのは、ミギョンと社内恋愛をしていたギセが、出世のためにヒジンを選び離婚したというところまでだ。ギセがミギョンのSNSを見て、彼女の写真を愛おしそうに見つめる眼差しは、過去の彼女へのノスタルジックな感傷と情なのだろうか。ギセは、ヒジンに執着していることから、ヒジンに未練があるようだが、ギセの今後の行動がベクホを刺激していくのだろう。そんなギセだが、ゲストハウスにミギョンとベクホとヒジンが共にいることを知り、仰天する。
ギセは、ベクホをミギョンから引き離すために、ベクホにゲストハウスから別荘へ移るように提案する。ベクホは、ギセの提案を拒否をするも、ギセからミギョンとの距離の近さと、彼女と出会ってからの仕事への姿勢を指摘される。ベクホは、ミギョンと共に出張し、疲れた彼女が車内で眠るのを起こさないよう、取引先の電話に出なかったのだ。自分の行動に愕然とするベクホは、ミギョンとの距離を取ることにする。
ミギョンは、突然自分に冷たくなったベクホに戸惑う。さらに、ギセからベクホが自分の解雇を決定したことを知り、ショックを受ける。ミギョンは、「1人で舞い上がってた、私だけ……バカみたい」と涙を流す。その時、ミギョンは、自分が好きだと言った花をベクホが育てているのに気づいて、彼の元へ急行する。
ミギョンは、ベクホに向かって、「冷たかったり、優しかったり、一緒にいたいと思うとまるで眼中にないように突き放す、もう耐えられない」「本心がどれなのか分からない」「あなたにとって私は何なのか正直に言って」と感情をぶつける。
今週のカン・テオの一番の見せどころとなったのは、イ・ソンビンの激しい「動」の演技に対する「静」から「動」への心情変化の演技だ。イ・ソンビン演じるミギョンの感情と言葉を黙って聞いている、カン・テオ演じるベクホの眼差しの色が変化していくさまの、カン・テオの目の演技に惹きつけられる。最初は、激しい感情のミギョンに圧倒され、彼女の本心の吐露に、なかば憐れみのような色を瞳に浮かべるが、次第にベクホは自分の本心に気づく色を浮かべるのだ。そして、意を決したように「線を越えたい人だ」と遂にミギョンに愛の告白をする。
告白をしたベクホだが、ここからミギョンとベクホのラブラブターンに突入していくのだろうか。ベクホが“押しモード”に切り替わったことが予告で明かされ、次週は胸キュンがきそうで楽しみなところである。さらに、物語の最後には、ピョン・ウソク旋風を巻き起こし、彼を一躍世界的スターに押し上げた、大ヒットドラマ『ソンジェ背負って走れ』が流れた。ソンソルカップルのキスシーンという、最高潮の盛り上がり場面を本作のサブカップルたちが観ているという場面で、思わぬエピローグに大興奮となった。本作も『ソンジェ背負って走れ』も共に韓国tvNの放送なので、嬉しいコラボを観ることができた。韓国ドラマではたびたびこういった視聴者を喜ばせる仕掛けがあり、嬉しいかぎりだ。
■配信情報
『ジャガイモ研究所』
Netflixにて独占配信中
出演:イ・ソンビン、カン・テオ、イ・ハクジュ
監督:カン・イルス、シム・ジェヒョン
脚本:キム・ホス
(写真はtvN公式サイトより)

























