『ジャガイモ研究所』ベクホがミギョンに告白 『ソンジェ背負って走れ』キスシーンも話題に

『ジャガイモ研究所』ベクホがミギョンに告白

 Netflixで配信中の『ジャガイモ研究所』は、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のカン・テオと、『酒飲みな都会の女たち』のイ・ソンビン主演のロマンスコメディ作品だ。食品会社が企業買収によって合併吸収されたことから出会う、買収先の理事とジャガイモ研究所の所員が、反目し合いながら惹かれていくさまを描いた本作。本稿では、第5話、第6話を中心にご紹介したい。(以下、ネタバレを含みます)

 カン・テオ演じるソ・ベクホが理事を務めるウォンハンが、イ・ソンビン演じるキム・ミギョンが働くソニョン食品を吸収合併してから、ふたりは反目し合いながらも互いを意識するようになっていた。

 酒に酔ったミギョンからの突然のキス以降、ベクホはミギョンのことが気になって仕方がない。台風が襲来し、ジャガイモ畑を守るミギョンを手伝うベクホ。企業再生を担当するベクホは、ミギョンの解雇を決めるも、彼女の仕事に対する姿勢を知り解雇を迷いだす。

 ある日、ミギョンが経営するゲストハウスに滞在中のベクホの元へ、ウォンハンの専務ギセ(イ・ハクジュ)の元妻ヒジン(チョン・シネ)がやって来る。ミギョンらは、ヒジンがベクホの恋人であると思い込み、ミギョンは嫉妬をする。しかし、ヒジンの口から、恋人ではないことが明かされ安堵する。さらに、ヒジンは、ゲストハウスのみんなが揃う前で、ベクホには気になっている人がいることを暴露し、ミギョンはベクホと視線を交わす。ここのベクホの気まずそうな顔がたまらない。「あなたのことだ」と言うようにミギョンを見つめつつ、自分が言う前に人の口から洩れたことに、気まずそうにワインを飲みながら視線を外すのだ。ミギョンとベクホの目と目の会話にドキドキさせられる。そんなベクホの姿を見たミギョンは、自分のことだと気づいて赤面する。ベクホもミギョンも自分の気持ちに気づいていないが、観るものには「互いに意識し合う両想い」であることがわかる、恋のモジモジ期でニマニマしながら観てしまう。

 一方、ミギョンは、本社のプロジェクトチームに引き抜かれるが、それはギセが抜擢したものと知り、ギセの元を訪れる。ミギョンに問われたギセは、彼女がウォンハンで働いていた当時の同期に比べて、今の姿を憐れみ、「不憫だ」と伝える。プライドを傷つけられたミギョンは、ギセに激怒する。そこへベクホが現れ、ふたりは慌てて平静を装うが、ベクホはふたりの間の空気を訝しむ。ミギョンとギセは、研究所のことで相談をしていただけだと口裏を合わせるが、それを聞いたベクホは、自分に相談してほしいと憤慨する。敏感なベクホが、ミギョンとギセの関係に気付くのも時間の問題だろう。

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