山寺宏一も太鼓判 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』宮野真守のマーティに期待しかない

宮野真守の『BTTF』マーティに期待しかない

 近年、アニメに実写と多方面で活躍する宮野だが、金曜ロードショーでの名作洋画吹き替えといえば、『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカ役を思い浮かべるファンも多いだろう。突然早口でテンションが上がったかと思えば、どこか寂しげな雰囲気を垣間見せるウォンカ。火だるまになった人形を見てはしゃいだり、子供たちの嘆かわしいトラブルにも動じない奇抜なキャラクターを、宮野は抜群の演技力で表現していた。

 一方、同作で藤原啓治が演じたソフト版日本語吹き替え音声もこれまた素晴らしく、今回の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ然り、他の声優との“聴き比べ”ができるところも『金曜ロードショー』ならではの醍醐味でもある。同じセリフやリアクションでも、やはり声優が変わるとこうも変わるのかと唸らされる部分も多い。

 他にも『ファンタスティック・ビースト』シリーズのニュート役や『トップガン マーヴェリック』のルースター役などでも、『金曜ロードショー』でその存在感を示してきた宮野。特に山寺とは、『怪盗グルー』シリーズで知られるイルミネーション作品での共演が多く、双方が持ち前の演技力で強烈な存在感を発揮してきた。

 そんな“『金曜ロードショー』常連”の2人が今回、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』という名作で、再びタッグを組むというのは、もはや必然だったのかもしれない。笑いと涙、そして冒険と感動が詰まったこの不朽の名作に、宮野真守の名前が刻まれる瞬間を、多くのファンが心待ちにしている。

■放送情報
『バック・トゥ・ザ・フューチャー 新吹替版』
日本テレビ系にて、2月7日(金)21:00〜23:14放送
※放送枠25分拡大
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイル
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:マイケル・J・フォックス(宮野真守)、クリストファー・ロイド(山寺宏一)、トーマス・F・ウィルソン(三宅健太)、リー・トンプソン(沢城みゆき)、クリスピン・グローヴァー(森川智之)、クローディア・ウェルズ(瀬戸麻沙美)、ジェームズ・トールカン(浦山迅)、ウェンディ・ジョー・スパーバー(櫻庭有紗)、マーク・マクルーア(関智一)、ドナルド・フュリラブ(高木渉)
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