山寺宏一も太鼓判 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』宮野真守のマーティに期待しかない

宮野真守の『BTTF』マーティに期待しかない

 伝説が、再び蘇るーーいや、そんな言葉に収まらないくらい、とてつもない出来事が今夜まさに起ころうとしている。

 日本の吹き替え界を牽引する実力派声優の中でも、トップクラスの人気と実力を誇る宮野真守と山寺宏一。この2人が、映画史に燦然と輝く名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の新吹替版で共演すると聞いたとき、思わず「そんな豪華な吹き替えが実現するのか……!」と息をのんだ。夢のようなキャスティングで贈る本作は、日本テレビ系『金曜ロードショー』にて2月7日から3週連続で放送される。

宮野真守

 今回の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、宮野がマーティ役を、山寺がドク役を演じる「新吹替版」だ。過去にソフト版でマーティ役、BSジャパン版でドク役の吹き替えを担当した経験を持つ山寺は、キャストコメントでこう語っている。

「今回、僕のことはさておき(笑)、宮野真守君がマーティにぴったりです! それに、他のキャストも、今考え得る最高の布陣……まさにトップクラスの声優陣が揃ったんじゃないかと、僕は客観的に思っています! 僕のことは置いといて(笑)」

 山寺自身が太鼓判を押す“マモマーティ”の誕生には、もはや期待しかない。

『金ロー』で『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作放送 宮野真守×山寺宏一の新吹替版

日本テレビ系『金曜ロードショー』にて、宮野真守&山寺宏一の新吹替版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が2月7日、『バック・トゥ・…

 実は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』吹き替え版において、宮野は5人目のマーティ役である。Blu-ray&DVD版では山寺が演じ、テレビ朝日版では織田裕二、フジテレビ版では三ツ矢雄二、BSジャパン版では宮川一朗太と、それぞれのマーティを確立してきた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。これまでのレジェンドたちが演じてきたマーティを踏まえ、宮野はどんなマーティをみせてくれるのだろうか。また、2025年6月で41歳を迎える宮野がどのように10代の青年のフレッシュさを表現するかという点も気になるところ。

 さらに、PART2ではマーティ、30年後のマーティ、マーティの息子、マーティの娘と4役を演じ分けていることも明かされており、「女性役はなかなかやる事がなかったので(笑)、やっていて楽しかったです」と語る宮野の挑戦にも注目したい。

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